『キス・オン・ザ・ボトム』 |
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ポール・マッカートニー の カバー・アルバム |
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リリース |
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録音 |
- ニューヨーク アバター・スタジオ(#1, #2, #7, #8, #9, #11, #12)
- ロサンゼルス キャピトル・スタジオ(#3, #4, #5, #6, #10, #13, #14)
- オーケストラ:ロンドン アビー・ロード・スタジオ
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ジャンル |
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時間 |
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レーベル |
ヒア・ミュージック |
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プロデュース |
トミー・リピューマ |
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専門評論家によるレビュー |
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チャート最高順位 |
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3位(イギリス[1]、デンマーク[2])
4位(オーストリア[3]、フランス[4])
5位(アメリカ[5]、オランダ[6])
6位(ベルギー・ワロン地域[7])
7位(ノルウェー[8])
8位(スウェーデン[9]、ベルギー・フランデレン地域[10])
9位(ドイツ[11])
12位(スイス[12])
13位(日本[13])
15位(イタリア[14]、オーストラリア[15])
18位(スペイン[16]、フィンランド[17]) |
ポール・マッカートニー アルバム 年表 |
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| - キス・オン・ザ・ボトム
- (2012年 (2012))
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『キス・オン・ザ・ボトム』(英語: Kisses on the Bottom)は、ポール・マッカートニーが2012年に発表したアルバム。オリジナルの新曲2曲と、ジャズ・スタンダードのカバー12曲を収録している。
背景
プロデューサーのトミー・リピューマの推薦でダイアナ・クラールが起用され、大部分の曲ではクラールのツアー・バンドのメンバーであるロバート・ハーストとカリエム・リギンス、それにジョン・ピザレリもレコーディングに参加した[18]。一部の曲に参加したジョン・クレイトン、ジェフ・ハミルトン、アンソニー・ウィルソンも、クラールのレコーディングに参加したことのあるプレイヤーである[18]。更に、マイク・マイニエリ、クリスチャン・マクブライド、ヴィニー・カリウタ等のジャズ/フュージョン系プレイヤーに加えて、エリック・クラプトンやスティーヴィー・ワンダーがゲスト参加した。
選曲はマッカートニー、リピューマ、クラールが候補を出し、「もう望めない」等、マッカートニーがそれまで知らなかった曲も含まれていた[19]。本作のためのレコーディング・セッションでは24曲がレコーディングされ[18]、本作にはそのうち14曲が収録された。デラックス・エディション盤には、ウイングスのアルバム『バック・トゥ・ジ・エッグ』(1979年)収録曲「ベイビーズ・リクエスト」のセルフ・カヴァーと、フランク・シナトラの歌唱で知られる「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」の2曲がボーナス・トラックとして追加されている[18]。
マッカートニーのオリジナル曲「マイ・ヴァレンタイン」は、ナンシー・シェベル(2011年にマッカートニーの妻となる)とモロッコで休暇を過ごしていた時にナンシーとの会話が元になって作られた曲で[19]、まだ本作のタイトルが公表されていなかった2011年12月に先行シングルとしてリリースされた[20]。
反響・評価
全英アルバムチャートでは3位に達し、『フレイミング・パイ』(1997年)以来15年振りにトップ3入りした[1]。オーストリアのアルバム・チャートでは4位に達し、『オフ・ザ・グラウンド』(1993年)以来19年振りにトップ5入りしている[3]。
アメリカではBillboard 200で5位に達し、『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートでは1位を獲得[5]。第55回グラミー賞では最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞した[21]。
収録曲
- 手紙でも書こう - "I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter" (Joseph Young, Fred Ahlert) - 2:36
- ホーム - "Home (When Shadows Fall)" (Geoffrey Clarkson, Harry Clarkson, Peter Van Steeden) - 4:04
- イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン - "It's Only a Paper Moon" (Harold Arlen, E.Y. "Yip" Harburg, Billy Rose)
- もう望めない - "More I Cannot Wish You" (Frank Loesser) - 3:03
- グローリー・オブ・ラヴ - "The Glory of Love" (Billy Hill) - 3:45
- ウィ・スリー - "We Three (My Echo, My Shadow and Me)" (Dick Robertson, Nelson Cogane, Sammy Mysels) - 3:21
- アクセンチュエイト・ザ・ポジティヴ - "Ac-Cent-Tchu-Ate the Positive"' (H. Arlen, Johnny Mercer) - 2:31
- マイ・ヴァレンタイン - "My Valentine" (Paul McCartney) - 3:14
- オールウェイズ - "Always" (Irving Berlin) - 3:49
- マイ・ヴェリー・グッド・フレンド・ザ・ミルクマン - "My Very Good Friend the Milkman" (Johnny Burke, Harold Spina) - 3:03
- バイ・バイ・ブラックバード - "Bye Bye Blackbird" (Ray Henderson, Mort Dixon) - 4:25
- ゲット・ユアセルフ・アナザー・フール - "Get Yourself Another Fool" (Frank A. Haywood, Ernest Monroe Tukcer) - 4:42
- インチ・ワーム - "The Inch Worm" (Frank Loesser) - 3:42
- オンリー・アワ・ハーツ - "Only Our Hearts" (P. McCartney) - 4:21
デラックス・エディション盤ボーナス・トラック
- "Baby's Request" (P. McCartney) - 3:30
- "My One and Only Love" (Robert Mellin, Guy B. Wood) - 3:50
参加ミュージシャン
- ポール・マッカートニー - ボーカル
- ダイアナ・クラール - ピアノ、リズム・アレンジメント(#1 - #13)
- ジョン・ピザレリ - ギター(#1 - #4, #6 - #9, #11)、アコースティック・ギター(#13)
- ロバート・ハースト - ベース( #1 - #4, #6 - #9, #11, #13)
- カリエム・リギンス - ドラムス( #1 - #4, #6 - #9, #11 - #13)
- マイク・マイニエリ - ヴィブラフォン(#2, #4, #5, #6)
- バッキー・ピザレリ - ギター(#3, #6)
- アンソニー・ウィルソン - ギター(#5, #10, #12)
- ジョン・クレイトン - ベース(#5, #10)
- ジェフ・ハミルトン - ドラムス(#5, #10)
- エリック・クラプトン - ギター(#8, #12)
- アイラ・ネプス - トロンボーン(#10)
- クリスチャン・マクブライド - ベース(#12)
- スティーヴィー・ワンダー - ハーモニカ(#14)
- タミール・ヘンデルマン - ピアノ(#14)
- ジョン・チオディニ - ギター(#14)
- チャック・バーゴファー - ベース(#14)
- ヴィニー・カリウタ - ドラムス(#14)
- ロンドン交響楽団(#2, #8, #9, #11, #12)
脚注
外部リンク
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シングル |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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関連項目 | |
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関連人物 | |
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