ガルシア・サンチェス3世(スペイン語:García Sánchez III, バスク語:Gartzea III. a Sanoitz, 1012年ごろ - 1054年9月1日)[1]は、ナバラ王国の国王(在位:1035年 - 1054年)。ガルシア・エル・デ・ナヘラ(スペイン語:García el de Nájera, バスク語:Gartzea Naiarakoa)と呼ばれた。アラバ伯でもあり、カスティーリャ伯領の一部も個人的に支配していた。ナバラ王サンチョ3世の嫡出の長男としてナバラ王位を継承し、2人の兄弟ラミロ1世(アラゴン王国となる領地を継承)およびゴンサロ(ソブラルベ伯領およびリバゴルサ伯領を継承)の上級領主となった。同様に、弟フェルナンド1世に対する宗主権をも主張した。フェルナンド1世は、父サンチョ3世の下でカスティーリャ伯を務め、名目上はレオン王国に属していたが、サンチョ3世の個人的な支配下に置かれた。
Reilly, Bernard F. (1995). The Contest of Christian and Muslim Spain 1031–1157. Blackwell Publishers Inc.
O'Callaghan, Joseph F. (1975). A History of Medieval Spain. Cornell University Press
Besga Marroquín, Armando (2011). “El reparto del Reino de Pamplona del año 1076”. Alfonso VI Imperator, totius orbis Hispanie. Fernando Suárez and Andrés Gambra, coord.. Madrid: Sanz y Torres. ISBN978-84-92948-45-1
Jackman, Donald C. (2019). Agnes through the Looking Glass, Parts I, II & III. Editions Enplage
Martínez Díez, Gonzalo (2007). Sancho III el Mayor Rey de Pamplona, Rex Ibericus. Madrid