![曖昧さ回避](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5f/Disambig_gray.svg/25px-Disambig_gray.svg.png) |
この項目では、キャラクターについて説明しています。ファイル転送プロトコルのカーミットについては「カーミット (プロトコル)」をご覧ください。 |
カーミットはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星を持っている
カーミット(英: Kermit the Frog)は、『マペットショー』と『セサミストリート』に登場するカエルのマペットである。
概要
ジム・ヘンソンにより制作されたマペット第一号である。緑色をしており、『セサミストリート』ではインタビュー記者、『マペット・ショー』では司会進行役のメインキャラクターとして登場する。誕生日は定まっておらず、2月29日説と5月9日説と5月29日説がある。
ヘンソンにとって格別思い入れの強いキャラクターであり、彼の意向で数年間カーミットの正規キャラクターグッズは販売されていなかった。
1994年にイギリスの伝統校オックスフォード大学の弁論部で講演をしたこともある[2][3]。
彼が歌った「レインボウ・コネクション」は、Billboard Hot 100で最高位25位を記録し、後にカーペンターズや元たまの柳原陽一郎がカヴァーした。
なお、ファイル転送用の通信プロトコル、およびそれを実装したプログラムである「カーミット」は、上記のマペットにちなんで名付けられた。
1990年、ジム・ヘンソンの死去とともにスティーヴ・ホイットマイアがカーミットの声優に就任したが、自身がカーミットを演じる唯一の存在であることを盾にした許容できない活動が問題視され解雇。2017年9月よりマット・ヴォーゲル[1]が新たな声優に就任した。
日本語吹替
※太字は専属声優
主な出演
カーミットは、1955年5月9日にWRC-TVで放送された番組『Sam And Friends』で初登場[4]。この時点でのカーミットはまだ試作品だったため、ヘンソンの母が持っていたターコイズ・ブルーのスプリングコートが使用され、目玉にはピンポン玉を2個も使用していた[5]。
マペッツ関連
『マペット・ショー』では司会者を務め、共同プロデューサーやステージの監督も務めていた。ジム・ヘンソンは、『カーミットの仕事は、自分の仕事とよく似ているね』と語っていたことがある。[6]『マペット放送局』ではプロデューサーの他に、フロントマン、司会も担当している、また、パロディーのコーナーにもいくつか登場している(特に精神科医のコーナー)。ちなみに、カーミットを含むマペッツのキャラクターがウォルト・ディズニー・カンパニーに買収されるまでは、カーミットはジム・ヘンソン・カンパニーのマスコットキャラクターだった。人形については国立アメリカ歴史博物館で閲覧可能である。
セサミストリート
元々はメインキャラクターの1人で、カーミットニュースのキャスターでも活躍している。ちなみに所有権はセサミワークショップではなく、マペッツ・スタジオ。セサミワークショップは、ジム・ヘンソン・カンパニーからマペットキャラクターの所有権を1億8000万ドルで買っていたことがあるが、カーミットは対象外だった。
- コーナー
-
- 『文字と数字のコーナー(Kermit's Letter and Number's Segments)』
- こちらのコーナーでは、『カーミットが文字のKを描くコーナー』と『数字を数えるコーナー』などが存在し、セサミストリートのキャラクターたちと共演することが多い。アルファベットのコーナーでは、ジョーイという女の子がアルファベットを言う時に間違えてクッキーモンスターと言っていたことがある。
- 『カーミットニュース(NEWS FLASH)』
- キャスターのカーミットが現場の状況を伝えるニュースコーナー。吹き替え版は2種類存在する。冒頭ナレーションは、NHK教育版では大川透が担当(テレビ東京版は不明)。
- 『エルモズワールド(Elmo's World)』
- 『カエル(Frog)』というエピソードに登場。
- 他には歌のコーナーもあり、カーミットが『オン・マイ・ポンド』や『カリビアン・アンフィビアン』などを歌うことがある。
- コーナー以外での出演
-
- 『セサミストリート 50回目の誕生日(Sesame_Street's 50th Anniversary Celebration)』
- セサミストリート50周年スペシャルの特別番組で、俳優のエルビス・コステロと『ビーイン・グリーン』を披露した。
クロスオーバー作品
ザ・エレクトリック・カンパニー
- 『Out to Lunch』
- ザ・エレクトリック・カンパニーの特別番組。キャスターの服を着たカーミットが、セサミストリートの仲間たちと一緒に歌を歌っている。
フィルモグラフィ
脚注
- ^ a b Parker, Ryan (July 10, 2017). “Longtime Kermit the Frog Voice Actor Replaced After 27 Years”. The Hollywood Reporter. オリジナルのJuly 12, 2017時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170712063608/http://www.hollywoodreporter.com/live-feed/longtime-kermit-frog-voice-actor-replaced-27-years-1019780 July 10, 2017閲覧。
- ^ “Chronicle”. The New York Times (October 28, 1994). December 20, 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。May 7, 2012閲覧。
- ^ “Kermit the Frog – Surprising honorary degree recipients”. The Telegraph. オリジナルのSeptember 17, 2016時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160917134708/http://www.telegraph.co.uk/education/universityeducation/8855284/Surprising-honorary-degree-recipients.html?image=3 July 17, 2016閲覧。
- ^ Siemaszko, Corky (May 9, 2012). “Kermit the Frog first debuted as minor TV puppet in 1955”. New York Daily News. オリジナルのJune 17, 2016時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160617200405/http://www.nydailynews.com/entertainment/tv-movies/kermit-frog-grew-minor-character-iconic-muppet-57-years-article-1.1075021 July 17, 2016閲覧。
- ^ Zongker, Brett (August 25, 2010). “Original Kermit the Frog donated to Smithsonian”. USA Today. オリジナルのMarch 13, 2014時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140313211619/http://usatoday30.usatoday.com/life/television/news/2010-08-25-kermit-smithsonian_N.htm?csp=34 March 11, 2014閲覧。
- ^ Wenzel, John (March 14, 2012). “Voodoo Comedy Playhouse brings laughs to Denver's LoDo district – The Denver Post”. The Denver Post. オリジナルのAugust 17, 2016時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160817221219/http://www.denverpost.com/2012/03/14/voodoo-comedy-playhouse-brings-laughs-to-denvers-lodo-district/ July 17, 2016閲覧。
外部リンク
|
---|
シングル |
天駆ける夢/ザ・コクピットのテーマ - 旅人ひとり/マイ・ウェイ - 妹へ/ふりむかないで… - カム・オン・ザ・ドリーム/今こそ - ミス・スニーカー/まわり灯篭 - 四丁目への旅/ハッピーバースディ・トゥミー - 家路スターダスト/メモリーズ - ハート・ウォーカー/Brother
| デュエット・シングル |
Oh!Sunday 青春は日曜日/日曜の翼(堀江美都子とのデュエット)
|
---|
|
---|
アルバム |
青春のモノローグ - まわり灯篭〜青春の伝説 - 夜明けのセーリング
|
---|
参加作品 | |
---|
出演番組 |
|
---|
著作 |
きみも声優になれる!! - きみも声優になれる!! 完全版 - 神谷明の声優ワンダーランド すべての"声優を志す人"と"声優を愛する人"へ - 声優になるには 初歩からプロの技まで
| 座談集 |
みんな声優になりたかった 神谷明と25人の声優たち - 声優ハートフルトーク21
|
---|
|
---|
担当キャラ |
|
---|
関連項目 | |
---|
|
---|
楽曲 |
シングル |
GLORY DAYS - My Dear Girl - つかれた - ウタウ
|
---|
アルバム | |
---|
その他の楽曲 | |
---|
|
---|
出演番組 |
|
---|
担当キャラ |
|
---|
関連人物 | |
---|
関連項目 | |
---|
カテゴリ |