1996年にくすぐると笑い出す人形「くすぐりエルモ」 (Tickle Me Elmo) が爆発的に売れた。アメリカでは店頭で母親たちの奪い合いになり負傷者がでたこともある。2006年9月にアメリカで、同年12月22日に日本でくすぐりエルモの復刻版「くすぐりエルモX」(Tickle Me Elmo X、TMX(Tickle Me 10およびTen Tickle Me eXtremeの略))が発売された。ちなみにくすぐりエルモXは、2006年10月からの1年間で30万個の売上[2]。
『セサミストリート』のファンは、エルモの著名な地位が、オスカー、ビッグバード、カウント伯爵、プレーリー・ドーン、グローバー、クッキーモンスターのような、より古いキャラクターの役割を大幅に削減したとして不満を表明している。一部のファンは、「セサミストリート」からカーミットを恒久的に立ち去らせたとしてエルモを非難している[6](ただし、カーミットは厳密にはセサミストリートには「ゲスト出演」している形であり、セサミストリート固有のキャラクターではない)。エルモは「セサミストリート」の伝統主義者によって「小さな赤い脅威(Little Red Menace)」と呼ばれている[7]。