カントリーハウス(英:Country House[2][3])は、アメリカ合衆国の競走馬。主な勝ち鞍は2019年のケンタッキーダービー(G1)。
現役時代
2018年10月16日、ベルモントパーク競馬場のメイドン競走でデビューし9着。2戦目で2着とし、3歳初戦のメイドン競走で初勝利を挙げる。続くリズンスターステークス(英語版)でも2着に入り、ルイジアナダービー(英語版)4着、アーカンソーダービー3着を経てケンタッキーダービーに駒を進めた。当日は不良馬場の中、19頭立ての18番人気ながら2位入線も、1位入線マキシマムセキュリティがウォーオブウィルなど複数馬の進路を妨害したとして17着に降着となったため、繰り上がりで栄冠を手にした[4]。アメリカクラシック三冠競走での1位入選馬降着は史上初の出来事であった[5]。しかし、ケンタッキーダービーから3日後の5月7日、感冒のためプリークネスステークスを回避することが発表される[3]。ケンタッキーダービー勝ち馬が同レースに出走しないのは1996年のグラインドストーン以来23年ぶりのことで[6]、三冠最終戦のベルモントステークスも体調が整わないため回避となった[7]。夏に入り、検査で両前脚の靭帯に異常が確認され、次いで右前肢に感染症を起こし、その治療による負担が原因となって左前脚に蹄葉炎を発症、その回復措置のためレースには一度も使われることなく、翌2020年2月14日に至って現役を引退した[8]。
競走成績
以下の内容は、EQUIBASEの情報[1]に基づく。
出走日 |
競馬場 |
競走名 |
格 |
距離 |
着順 |
騎手 |
着差 |
1着(2着)馬
|
2018.10.06 |
ベルモントパーク |
未勝利 |
|
芝9f
|
9着 |
R. マラージ |
12馬身3/4 |
Empire of War
|
0000.12.01 |
アケダクト |
未勝利 |
|
ダ8f
|
2着 |
J. アルバラード |
1/2馬身 |
Kentucky Wildcat
|
2019.01.17 |
ガルフストリームパーク |
未勝利 |
|
ダ8.5f
|
1着 |
L. サエス |
3馬身1/2 |
(Ownitifyouwantit)
|
0000.02.16 |
フェアグラウンズ |
リズンスターステークス |
G2 |
ダ8.5f
|
2着 |
L. サエス |
2馬身1/4 |
War of Will
|
0000.03.23 |
フェアグラウンズ |
ルイジアナダービー |
G2 |
ダ9f
|
4着 |
L. サエス |
6馬身1/2 |
By My Standards
|
0000.04.13 |
オークローンパーク |
アーカンソーダービー |
G1 |
ダ9f
|
3着 |
J. ロサリオ |
6馬身3/4 |
Omaha Beach
|
0000.05.04 |
チャーチルダウンズ |
ケンタッキーダービー |
G1 |
ダ10f
|
1着 |
F. プラ |
2位入線繰上 |
(Code of Honor)
|
血統表
脚注
外部リンク