カラビニエーレ(イタリア語:Carabiniere, F 593)は、イタリア海軍が採用したFREMM計画のカルロ・ベルガミーニ級フリゲート (2代)の4番艦。同級のなかでは対潜型として建造される。艦名はイタリア語の憲兵(カラビニエリ)に由来し、2014年のカラビニエリ創設200年を記念してこの名が与えられた。この名を受け継いだイタリアの艦艇としては4代目にあたる。
艦歴
「カラビニエーレ」は、フィンカンティエリ社のリヴァ・トリゴソ造船所で2011年4月6日に起工し、2014年3月29日に進水、2015年4月28日に就役する。進水式では国防大臣ロベルタ・ピノッティ(it:Roberta Pinotti)、国防参謀総長ルイージ・ベネリ・マンテリ海軍大将(Luigi Binelli Mantelli)、海軍参謀総長ジュゼッペ・デ・ジョルジ海軍大将(it:Giuseppe De Giorgi)、そしてカラビニエリ総司令官レオナルド・ガルリテルリ憲兵大将(it:Leonardo Gallitelli)が臨席の下で挙行され、ラ・スペツィアに母港を置く。
2015年10月17日、アタランタ作戦参加前のソマリア沖にて米海軍補給艦「カール・ブラッシアー(T-AKE-7)」[1]。同年11月5日、ソマリア沖にて米海軍補給艦「パタクセント(T-AO-201)」から洋上補給を受ける[2]。同年12月22日から26日にかけてマダガスカルを訪問する[3]。
2016年1月6日、アデン湾に戻った「カラビニエーレ」は日本海上自衛隊護衛艦「すずなみ(DD-114)」と合同演習を実施する[4]。
脚注
外部リンク
関連項目