カタルーニャ国立美術館(カタルーニャこくりつびじゅつかん、カタルーニャ語: Museu Nacional d'Art de Catalunya、スペイン語: Museo Nacional de Arte de Cataluña)は、スペインのバルセロナにある国立美術館。略称はMNAC。中世から20世紀までのカタルーニャ美術を中心としたコレクションで知られている。
歴史
1934年、ムンジュイックの丘の上にある国立宮殿(パラウ・ナシウナル、1929年のバルセロナ博覧会の政府館)内に旧カタルーニャ美術館(Museu d'Art de Catalunya)が設立された。1936年にはスペイン内戦の混乱を避けるため、コレクションは一時疎開、フランスのパリなどに送られた。第2次世界大戦後にカタルーニャ美術館が再オープンし、シウタデラ・アルセナルに旧近代美術館(Museu d'Art Modern)が開館した。