オソルコン2世

オソルコン2世Osorkon II、在位:紀元前872 ‐ 837年頃)は古代エジプト第22王朝の第5代ファラオ。即位名は「ラーの正義は強く、アメンに選ばれし者」を意味するヘジュケペルラー・セテプエンアメン[1]

概要

先代の王タケロト1世と王妃カペスの息子。治世中、王都のタニスブバスティスを中心に多数の建築事業を行うなど、王朝創始以来の国威を維持した。しかしその一方で、従兄弟のハルスィエセテーベでファラオを称して独立する動きを見せ、更にアッシリアによるパレスティナ侵攻に直面するなど、国内外に多くの難を抱える事になった。

脚注

出典

  1. ^ クレイトン 1998, p.236

注釈

参考文献

先代
タケロト1世
古代エジプト王
163代
紀元前872 ‐ 837年頃
次代
シェションク3世(下エジプト)
タケロト2世(上エジプト)