『金星の魔法使』は4作を収録した短編集で、金星シリーズは表題作のみ。創元版はカナベラルプレス版を底本としており、他3篇は「5万年前の男」「さいはての星のかなたへ」「タンゴール再登場」。エースブックス版"Wizard on Venus"は、「金星の魔法使」と'Pirates Blood'(未訳)の2作を収録している。
The Moon MenはThe Moon Men、The Red Hawkの2編の合本であり、ムーン・シリーズは全体で3部作の構成である。アメリカ(McClurg.)では、全1巻としてハードカバー版が刊行されているが、第2部と第3部は約1/5が削除されている。エース・ブックスのペーパーブック版は、雑誌掲載版を収録した完全版である。