ウィリアムズ・FW05(Williams FW05)は、ウルフ-ウイリアムズ・レーシングが1976年のF1世界選手権で使用したフォーミュラ1カー。1975年のイタリアGPに登場したヘスケスのマシン、ヘスケス・308Cの車体をフランク・ウィリアムズがIPを含め丸ごと買い取ったもの。デザイナーはハーベイ・ポスルスウェイト。
1975年シーズン終了後に資金難でワークス活動を停止したヘスケスから、ウィリアムズに売却された308Cを改修。ボディカラーは308Cの白から紺に変更され、ウォルター・ウルフが60%株式取得したことにより「Walter Wolf Racing」とマーキングされた。薄めのスポーツカーノーズとサイドポンツーン、ラバー製のスプリングなど、308Cの特徴を受け継いでいる。
ドライバーはジャッキー・イクスと南アフリカGPより加入したミシェル・ルクレール[7]。イクスが1号車、フランスGPから3号車に乗り、ルクレールが新しく製作された2号車を使用する[8]。イギリスGPで予選落ちしたイクスが解雇され、その後釜としてアルトゥーロ・メルツァリオがマーチより移籍し、3号車をドライブした。これ以降レギュラードライバーはメルツァリオのみで、2台目はスポット参戦のドライバーが乗車する体制となった。
最高位はイクスがスペインGPで記録した7位であり、選手権ポイントは獲得できなかった。
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