『インポッシブル・プリンセス』(Impossible Princess)は、1997年にリリースされたカイリー・ミノーグの6枚目のスタジオ・アルバム[1]。
概要
日本先行発売でリリースされた本作はカイリーにとって6枚目のスタジオ・アルバムとなった。プロデューサー陣にはブラザーズ・イン・リズムやマニック・ストリート・プリーチャーズらが名を重ねている。カイリーが全曲の作詞作曲に関与した初のアルバム。
2003年にはボーナス・ディスクを同梱した再発盤がリリースされた。
イギリスでの最高順位は10位だったが、2022年に発売25周年を記念して本作のレコード盤がリリースされると再びチャートインし5位を記録[2]、同様にオーストラリアでもこれまでの最高順位4位を超える3位をマークした。
楽曲
今までのアルバムと比べ、重く暗めの曲が多いのが特徴であり、音楽性もロックやテクノと幅広いが、本人は「(音楽性の幅広さを)不安に思ったこともあったが、これらを全て網羅しているのが私であり、アルバム全てがその中の1曲と同じような作品を作ったのならそれはむしろ偽りになると思った」と発言している[3]。
収録曲
# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
---|
1. | 「トゥー・ファー」(Too Far) | ミノーグ | Brothers in Rhythm | |
2. | 「カウボーイ・スタイル」(Cowboy Style) | ミノーグ、Steve Anderson、Dave Seaman | Brothers in Rhythm | |
3. | 「サム・カインド・オブ・ブリス」(Some Kind of Bliss) | ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド、ミノーグ、ショーン・ムーア | ブラッドフィールド、Dave Eringa | |
4. | 「ディド・イット・アゲイン」(Did It Again) | ミノーグ、Anderson、Seaman | Brothers in Rhythm | |
5. | 「ブリーズ」(Breathe) | ミノーグ、デイヴ・ボール、Ingo Vauk | ミノーグ、ボール、Vauk | |
6. | 「セイ・ヘイ」(Say Hey) | ミノーグ | ミノーグ、Brothers in Rhythm | |
7. | 「ドランク」(Drunk) | ミノーグ、Anderson、Seaman | Brothers in Rhythm | |
8. | 「アイ・ドント・ニード・エニワン」(I Don't Need Anyone) | ブラッドフィールド、ミノーグ、ニック・ジョーンズ | ブラッドフィールド、Eringa | |
9. | 「ジャンプ」(Jump) | ミノーグ、Rob Dougan | Dougan、Jay Burnett | |
10. | 「リンボー」(Limbo) | ミノーグ、ボール、Vauk | ボール、Vauk | |
11. | 「スルー・ザ・イヤーズ」(Through the Years) | ミノーグ、ボール、Vauk | ボール、Vauk | |
12. | 「ドリームス」(Dreams) | ミノーグ、Anderson、Seaman | Brothers in Rhythm | |
日本盤ボーナストラック# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
---|
13. | 「ティアーズ」(Tears) | ミノーグ、ボール、Vauk | ミノーグ、ボール、Vauk | |
チャート
参考文献
|
---|
スタジオ・アルバム | |
---|
コンピレーション・アルバム | |
---|
ライヴ・アルバム | |
---|
リミックス・アルバム | |
---|
ライヴ・ビデオ | |
---|
楽曲 | |
---|
関連項目 | |
---|
カテゴリ |