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インサイドインフォメーション
欧字表記	Inside Information
品種	サラブレッド
性別	牝
毛色	鹿毛
生誕	1991年5月23日
死没	2017年10月14日(26歳没)
父	Private Account
母	Pure Profit
母の父	Key to the Mint
生国	アメリカ合衆国
生産者	Ogden Mills Phipps
馬主	Ogden Mills Phipps
調教師	Claude R.McGaughey III（アメリカ）
競走成績
生涯成績	17戦14勝
獲得賞金	1,641,805ドル
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インサイドインフォメーション（Inside Information、1991年5月23日 - 2017年10月14日）はアメリカ合衆国の競走馬、繁殖牝馬。1995年のブリーダーズカップ・ディスタフを制し、同年のエクリプス賞最優秀古牝馬に選ばれた。

9月15日にベルモントパーク競馬場でデビューを果たし7馬身1/2差で勝利した。しかし2戦目となるアローワンスではゲートにぶつかるアクシデントもあり3着に敗れた。

アローワンスを2戦した後ボニーミスステークスで重賞初勝利、続くアッシュランドステークスを5馬身1/2差で勝ちG1競走初勝利をあげる。エイコーンステークスでは後続に11馬身差をつける圧勝劇を演じるがマザーグースステークスではレイクウェイの3着に敗れた。その後11月に復帰すると緒戦のアローワンスをレースレコードとなる1:16.0で勝利した。

4月26日のアローワンスに勝利しシュヴィーハンデキャップに出走、前年のエクリプス賞最優秀古牝馬スカイビューティも出走しており、4頭という少頭数で行われた。ここでスカイビューティに5馬身1/2差をつけ完勝し、世代交代を印象付けた。その後重賞を2戦して何れも勝利した後、バレリーナハンデキャップに出走するがスタート直後に大きくつまづき2着に敗れ連勝は5で止まった。しかし続くラフィアンハンデキャップでは11馬身差をつける圧勝、スピンスターステークスでもアタマ差ながら勝利した。そして引退競走に定めていたブリーダーズカップ・ディスタフに出走。前年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬であり今年G1競走5戦して4連勝2着1回というほぼ完璧な戦績のヘヴンリープライズや、今年12戦9勝2着2回で牝馬ながらにケンタッキーダービーに挑戦（結果は16着）したセレナーズソングらが出走しており、インサイドインフォメーションとヘヴンリープライズがカップリングの1番人気に推されセレナーズソングが2番人気になっていた。レースではインサイドインフォメーションが積極的にハナを奪うと直線でさらに突き放し後続にブリーダーズカップ史上最大となる13馬身もの着差をつけて優勝した。またブリーダーズカップ･ディスタフのパフォーマンスが決定打となりエクリプス賞最優秀古牝馬に選ばれた。

2005年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬であるスマッグラー（英語版）（父Unbridled）を生み、繁殖牝馬としても一流の成績を残した。スマッグラーはインサイドインフォメーションが勝てなかったマザーグースステークスに勝利した。

しかし1998年に生まれた父Seeking the Goldの牡馬は競走馬になる前に死亡、2006年に生まれた父Unbridled's Songの牡馬も名前をつける前に死亡するなど、何頭かの産駒はウォブラー症候群に見舞われ競走馬になることができなかった。2017年10月14日に老衰のため死亡した。

スマッグラーの子孫からは、2024年のサマーチャンピオンを勝ったアラジンバローズなどが出ている。

• Smuggler（エクリプス賞最優秀3歳牝馬、マザーグースステークス、コーチングクラブアメリカンオークス）

• 1995年 エクリプス賞最優秀古牝馬
• 2008年 アメリカ競馬名誉の殿堂博物館に殿堂馬として選出

• 父Private AccountはPersonal EnsignやEast of the Moonなど牝馬の活躍馬を多く輩出している。
• 5代母La ChicaはNative Dancerの3代母。

• 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post

表 話 編 歴 ブリーダーズカップ・ディスタフ勝ち馬

第01回（1984年） プリンセスルーニー 第02回（1985年） ライフズマジック 第03回（1986年） レディーズシークレット 第04回（1987年） サカウィスタ 第05回（1988年） パーソナルエンスン 第06回（1989年） バヤコア 第07回（1990年） バヤコア 第08回（1991年） ダンススマートリー 第09回（1992年） パセアナ 第10回（1993年） ハリウッドワイルドキャット 第11回（1994年） ワンドリーマー 第12回（1995年） インサイドインフォメーション 第13回（1996年） ジュエルプリンセス 第14回（1997年） アジナ 第15回（1998年） エシーナ 第16回（1999年） ビューティフルプレジャー 第17回（2000年） スペイン 第18回（2001年） アンブライドルドイレイン 第19回（2002年） アゼリ 第20回（2003年） アドレーション 第21回（2004年） アシャド 第22回（2005年） プレザントホーム 第23回（2006年） ラウンドポンド 第24回（2007年） ジンジャーパンチ 第25回（2008年） ゼニヤッタ 第26回（2009年） ライフイズスウィート 第27回（2010年） アンライヴァルドベル 第28回（2011年） ロイヤルデルタ 第29回（2012年） ロイヤルデルタ 第30回（2013年） ビホルダー 第31回（2014年） アンタパブル 第32回（2015年） ストップチャージングマリア 第33回（2016年） ビホルダー 第34回（2017年） フォーエバーアンブライドルド 第35回（2018年） モノモイガール 第36回（2019年） ブループライズ 第37回（2020年） モノモイガール 第38回（2021年） マルシュロレーヌ 第39回（2022年） マラサート 第40回（2023年） イディオマティック 第41回（2024年） ソーピードアンナ