イシドロ・ランガラ(Isidro Lángara Galarraga, 1912年5月25日 - 1992年8月21日)は、スペイン・ギプスコア県パサイア出身の元サッカー選手。スペイン代表であった。ポジションはフォワード。
経歴
1930年にレアル・オビエドに加入し、スペイン内戦でリーグが中断される1936年までオビエドでプレーした。1933-34シーズンは27得点、1934-35シーズンは26得点、1935-36シーズンは27得点で、3度ピチーチ賞(得点王)を獲得した。1934年にはワールドカップ・イタリア大会に出場した。
スペイン内戦中はメキシコに渡った。海外在住選手は代表に加われない決まりがあったため、その間はスペイン代表の試合には出場できなかった。メキシコでは27得点と38得点で、2度得点王を獲得した。1939年にアルゼンチンのCAサン・ロレンソ・デ・アルマグロに加入すると、リーグチャンピオンのCAリーベル・プレートから4得点するなどして、1940年には33得点で得点王を獲得した。なお、サン・ロレンソでは121試合に出場して113得点を挙げている。1試合7得点という記録も保持している。
引退後は主に南米で暮らしていた。70歳を過ぎてスペインに戻り、1992年に死去した。
タイトル
選手
- レアル・オビエド
- ピチーチ賞 : 1933-34, 1934-35, 1935-36
- サン・ロレンソ
- エスパーニャ
指導者
- ウニオン・エスパニョーラ