アンソニー・オマー・マルドナード(Anthony Omar Maldonado, 1998年2月6日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州パームビーチ郡ウェリントン(英語版)出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのオークランド・アスレチックス所属。
経歴
プロ入りとマーリンズ時代
2019年のMLBドラフト11巡目(全体321位)でマイアミ・マーリンズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズでプロデビュー。10試合に登板して2勝1敗2セーブ、防御率1.59、12奪三振を記録した。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。
2021年はルーキー級フロリダ・コンプレックスリーグ・マーリンズ[1]、A級ジュピター・ハンマーヘッズ、A級ベロイト・スナッパーズ(英語版)、AA級ペンサコーラ・ブルーワフーズでプレーし、4チーム合計で21試合(先発2試合)に登板して1勝6敗3セーブ、防御率4.30、34奪三振を記録した。
2022年はAA級ペンサコーラとAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプでプレーし、2チーム合計で42試合に登板して4勝3敗4セーブ、防御率3.03、86奪三振を記録した。
2023年はシーズン前、第5回WBCのプエルトリコ代表に選出された[2]。シーズンではAA級ペンサコーラとAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプでプレーし、2チーム合計で37試合に登板して7勝3敗9セーブ、防御率1.62、78奪三振を記録した。この活躍からインターナショナルリーグ(AAA級)のオールスター・チームの救援投手部門に選出されている[3]。オフの11月14日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[4]。
2024年は開幕をAAA級ジャクソンビルで迎えた。4月26日にメジャー初昇格を果たし[5]、同日のワシントン・ナショナルズ戦にて先発でメジャーデビュー[6]。
同年オフの11月4日にウェイバーを経てジャスティン・スターナー(英語版)とともにオークランド・アスレチックスへ移籍した[7]。
投球スタイル
80mph台中盤のスライダーを武器としている[8]。
詳細情報
年度別投手成績
WBCでの投手成績
年
度 |
代
表 |
登
板 |
先
発 |
勝
利 |
敗
戦 |
セ | ブ |
打
者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬
遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴
投 |
ボ | ク |
失
点 |
自 責 点 |
防 御 率
|
2023
|
プエルトリコ
|
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
1.0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0.00
|
年度別守備成績
表彰
- MiLB
- インターナショナルリーグ オールスター・チーム選出(救援投手部門):1回(2023年)
背番号
代表歴
脚注
関連項目
外部リンク