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この項目では、コソボ出身のサッカー選手について説明しています。コソボ出身のサッカー指導者については「アルベルト・ブニャキ」をご覧ください。 |
アルベルト・ブニャク(Albert Bunjaku, 1983年11月29日 - )は、ユーゴスラビア連邦コソボ自治州(後のコソボ)ジラン出身で元コソボ代表のサッカー選手。現役時代のポジションはFW。アルバニア人である。
経歴
8歳の時に家族とともにスイスへ移住。グラスホッパー・クラブ・チューリッヒの下部組織を経て、2003年、当時チャレンジリーグ(2部)所属だったFCシャフハウゼンでプロデビュー。2003-04シーズンにはチームをスーパーリーグ(1部)昇格へと導いた。その後は、ブンデスリーガ2部のSCパーダーボルン07、FCロートヴァイス・エアフルトでプレー。2009年には1部に昇格したばかりの1.FCニュルンベルクへ移籍すると、移籍初年度にチーム最多の12得点を挙げる活躍を見せた。しかし翌年以降は怪我の影響もあり出場機会、得点ともに激減。2012-13シーズンからは当時2部に在籍していた1.FCカイザースラウテルンへ移籍した。カイザースラウテルンでは移籍初年度からキャプテンを務め、自身も13得点を挙げるなどチームを牽引。プレーオフに出場するもののTSGホッフェンハイムに敗れ1部昇格はならなかった。2013-14シーズン終了後、FCザンクト・ガレンに移籍し[1]、再びスイスでプレーすることとなった。
2017年1月12日、FCエルツゲビルゲ・アウエに移籍した。
2022年5月、現役引退を表明した[2]。
代表
2009年11月14日のノルウェー戦でA代表デビュー。2010 FIFAワールドカップでは当初はバックアップメンバーとしての登録だったが、マルコ・シュトレラーの負傷でエントリーメンバーに選出され[3]、グループリーグ第2戦のチリ戦に出場した[4]。
2014年3月5日、自らのルーツであるコソボ代表がFIFA承認の初の国際試合となるハイチ代表戦を主催し、同代表に招集された。ブニャクは既にスイス代表での出場歴があったが、同試合は国際Aマッチ扱いにはならないため出場が可能となった。
脚注
外部リンク