| このフィクションに関する記事は、ほとんどがあらすじ・登場人物のエピソードといった 物語内容の紹介だけで成り立っています。 製作過程や社会的影響、専門家による批評や分析など、作品外部の情報の加筆を行い、現実世界の観点を説明してください。(2017年6月) (使い方) |
『ちょっといっぱい!』は、火曜による日本の漫画作品。『まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて2016年7月号から2023年5月号にかけて連載された[2][1]。
あらすじ
ひょんなことから「旬菜酒場 こはる屋」の新人バイトに間違えられ、それをきっかけに「こはる屋」で働くこととなった主人公・宮原もみじ。バイトを通じて、沢山の人たちとの出会いが待っているのであった。
登場人物
- 宮原 もみじ(みやはら もみじ)
- 一人暮らしをしながら学校に通う16歳の少女。誕生日は5月12日。ある日、定期を落とした帰り道に「旬菜酒場 こはる屋」の前に立ち寄った際、山吹ちゆりに新入りのバイトと間違えられたことをきっかけに、こはる屋で働くこととなる。亡くなった母方の祖母が居酒屋の女将をしていた。料理が得意であり、調理を担当することとなる。幼い頃はおちびのちーちゃんと呼ばれていた。
- 山吹 ちゆり(やまぶき ちゆり)
- 「こはる屋」の先輩バイト。背が低いためそうは見えないが17歳。誕生日は8月30日。料理が苦手なため、主に接客や買い出しを担当する。
- そそっかしい所もあるようで、偶然立ち寄ったもみじを新人バイトと勘違いする一面も。
- 「紅梅女学院」という有名な学校に通っている。マンションに一人で暮らしているが、両親は仕事のため家を留守にする事が多い。
- 南部 皐月(なんぶ さつき)
- 「こはる屋」の店長。11月22日生まれの24歳。主に調理を担当する。凪との関係に悩むもみじにアドバイスしたりと面倒見の良い性格。初めてバイトした店がもみじの祖母の居酒屋であり、この居酒屋のような店を作りたいと思い「こはる屋」を始めた。
- 如月 真澄(きさらぎ ますみ)
- 「こはる屋」の従業員。6月6日生まれの24歳。主に食材の仕入れと接客を担当する。しかし無類の酒好きであり、二日酔いのまま出勤することもしばしば。
- 灯北大学経済学部に通う女子大生で、ゼミに在籍している。
- 藍川 凪(あいかわ なぎさ)
- もみじのクラスメイト。誕生日は3月20日。長身の少女で、クラスのみんなと距離を置いていた。もみじはふとしたことから彼女に話しかけることになり、それがきっかけで少しずつもみじに心に開いていく。もみじを探して、「こはる屋」まで訪れる積極的な一面も。
- ちゆりが休んでいた時に勇気を出して「こはる屋」の手伝いを申し出て、それを機にバイトとして働くこととなる。
- 星野 エリカ(ほしの えりか)
- もみじ2年生の春に入ってきた新人バイト。ギャル風の少女だが、中身はかなりのオタク。「推し」など、何かとオタク関連の言葉で表現する。
- わかば俳句会
- 「こはる屋」の常連である老人たち。少なくとも20人以上はいるらしい。
- 高坂 瑞樹
- もみじの母方の叔母。以前はもみじの祖母の居酒屋を手伝っており、皐月と知り合いである。
- 花園 ももか
- 「こはる屋」のライバルである「俵屋グループ」の社員。元々は偵察のために、「こはる屋」に来ていた。今ではすっかり入り浸り、来るたび会社への愚痴を吐いている。その過程で真澄と馬が合い、酒飲み仲間のような仲になっている。
- 五本木 稔
- 花園の上司で「俵屋グループ」のエリアマネージャー。皐月が「こはる屋」を立ち上げる前にお世話になっていた人物でもある。
書評
本作と同じく『まんがタイムきららフォワード』で『スローループ』を連載しているうちのまいこは「可愛いのは周知の事実…(中略)…線画の太さ、強弱、コマ割り、空白の使い方が非常にうまくて台詞が読みやすい。でも描き込む所は描き込んでるので見応えもある。」と本作の読みやすさを評価している[21]。
書誌情報
脚注
参考文献
外部リンク