お笑い三人組

お笑い三人組』(おわらいさんにんぐみ)とは、1955年11月から1960年3月までNHKでラジオ放送され、1956年11月から1966年3月までテレビ放送された公開バラエティコメディ番組。1960年9月13日からカラー化[注 1][1][2]

概要

ものまね芸人3代目江戸家猫八講談師一龍齋貞鳳落語家三遊亭小金馬(後の4代目三遊亭金馬→2代目三遊亭金翁)の3人を中心に、楠トシエ音羽美子桜京美武智豊子渡辺篤がレギュラー出演した。

物語の舞台は「あまから横丁」に始まり、時代劇では「あまから長屋」、役柄を変えて再び「あまから横丁」と、2度リニューアルされた。第1期のセットは板に背景を書いただけであった[3]が、第3期は立体的に作られており、こちらの方がよく知られている(第2期は映像が現存していないので不明)。

第3期では「八ちゃん、おたまちゃん、うー」というギャグが大いに受け、エンディングでは3人が主題歌を歌って終わるのが定番であった。

第1期「あまから横丁」

第2期「時代劇・あまから長屋」

  • (?):江戸家猫八
  • 浪人:一龍齋貞鳳
  • (?):三遊亭小金馬
  • (?):音羽美子
  • (?):桜京美
  • (?):楠トシエ
  • (?):武智豊子
  • 長屋の大家:渡辺篤

第3期「あまから横丁」

  • クリーニング屋の八ちゃん(八太郎):江戸家猫八
  • ニコニコクレジット社員の正ちゃん(今泉正二):一龍齋貞鳳
  • 満腹ホール(ラーメン屋)の竜ちゃん(竜助):三遊亭小金馬
  • 金ちゃんの妹(かおる):音羽美子
  • 正ちゃんの妻(真知子):桜京美
  • おたまちゃん(珠枝、八ちゃんの恋人):楠トシエ
  • おたまちゃんの母・おふで:武智豊子
  • クリーニング屋「峰松」の主人:渡辺篤
  • 金ちゃんの父:木田三千雄
  • 頑太(満腹ホールのアルバイト):矢野目がん

他の出演者

テレビ版の放送時間

火曜20:30 - 21:00(JST

  • 但し1963年4月から1964年3月までは、火曜20:30 - 21:30にドラマ『事件記者』が編成されたので、火曜20:00 - 20:30に繰上げて放送した。

テレビ版の放送リスト

1956年

放送日 サブタイトル
11月6日 目下執筆中の巻
11月13日 固い約束の巻
11月20日 バスはまだ来ないの巻
11月27日 ポケットを探れの巻
12月4日 歳末大売出しの巻
12月11日 素適なお巡りさんの巻
12月19日 楽しきかな忘年会の巻

1957年

放送日 サブタイトル
1月8日 熱力出ましたの巻
1月15日 絶対待つべしの巻
1月22日 ベビー誕生の巻
1月29日 おでんはいかがの巻
2月5日 火のない所に立つ煙の巻
2月12日 すべりましたの巻
2月19日 黒一点の巻
2月26日 春風に乗っての巻
3月5日 ペンフレンドの巻
3月12日 猛犬に御注意の巻
3月19日 煙とともにの巻
4月2日 働け働けの巻
4月9日 御用聞修業の巻
4月16日 芸は身を助けずの巻
4月23日 新型パン発表の巻
4月30日 懸賞当選の巻
5月7日 今日は大掃除の巻
5月14日 誕生日の巻
5月21日 観光シーズンの巻
5月28日 祭だ祭だの巻
6月4日 歯が痛みますの巻
6月11日 ベビー自慢の巻
6月18日 よく降りますねの巻
6月25日 男の一言の巻
7月2日 冷たい戦爭の巻
7月9日 ただいま売出し中の巻
7月16日 あまから横丁は大騒ぎの巻
7月23日 夏休みきたるの巻
7月30日 暑さは暑しの巻
8月6日 私は殺されるの巻
8月13日 正体見たりの巻
8月20日 気分がいいですネの巻
8月27日 もう秋の風の巻
9月10日 台風シーズンの巻
9月17日 つけ焼刃の巻
9月24日 貸間ありますの巻
10月1日 読書の秋の巻
10月8日 ドライブ熱の巻
10月15日 空腹の季節の巻
10月22日 外資導入の巻
10月29日 役員補欠の巻
11月5日 美人訪問の巻
11月12日 私はグラマーの巻
11月19日 賴もしき男たちの巻
11月26日 旅に出ましょうの巻
12月3日 小鳥は空への巻
12月10日 反対夫人現わるの巻
12月17日 もう幾つ寝るとお正月の巻
12月24日 東西クリスマスの巻

1958年

放送日 サブタイトル
1月7日 明けましておめでとうの巻
1月14日 部長お腹立ちの巻
1月21日 友だちは名選手の巻
1月28日 カゼをひきましたの巻
2月4日 立春大吉の巻
2月11日 野菜召しませの巻
2月18日 部長ごきげんの巻
2月25日 あの夢この夢の巻
3月4日 つい呼声に誘われての巻
3月11日 もつれもつれての巻
3月18日 春風吹けばの巻
3月25日 今日は記念日の巻
4月8日 花見に御用心の巻
4月15日 芸術写眞の巻
4月22日 ねばりねばっての巻
4月29日 趣味を語るの巻
5月13日 その手をあげろの巻
5月20日 大掃除の季節の巻
6月3日 患者さん殺到の巻
6月17日 旅は良いものの巻
6月24日 ボーナスよこんにちはの巻
7月1日 とかく浮世は裏表の巻
7月8日 夏ともなればの巻
7月15日 正義に燃えての巻
7月22日 ついに出ましたの巻
8月5日 尋ね尋ねての巻
8月12日 不景気退散の巻
8月19日 呼子笛を鳴らせの巻
8月26日 世界的大占い師の巻
9月2日 暑さは暑しの巻
9月9日 台風一過の巻
9月16日 ゴルフに夢中ですの巻
9月30日 探偵のり出すの巻
10月7日 のり巻ありますの巻
10月14日 われらの仲間の巻
10月21日 旦那を動かせの巻
10月28日 俺は淋しいせの巻
11月4日 響けハーモニカの巻
11月11日 密告者現わるの巻
11月18日 生徒募集の巻
11月25日 伝言たのむの巻
12月2日 商売繁盛の巻
12月9日 壱万円札現わるの巻
12月16日 虚礼廃止の巻

1959年

放送日 サブタイトル
1月6日 今年もごひいきにの巻
1月13日 読みたいものは?の巻
1月20日 寒さは今が盛りですの巻
1月27日 私は探しているの巻
2月3日 今日は節分の巻
2月10日 夜道に御用心の巻
2月17日 ダンスのお相手の巻
2月24日 山は呼んでいるの巻
3月3日 春は三月ひな祭の巻
3月10日 試験も終っての巻
3月17日 クリーニングの敵の巻
3月24日 仰げば尊しの巻
3月31日 花嫁花むこの巻
4月7日 花のお江戸の話ですの巻
4月14日 勉強は辛いの巻
4月21日 遠見には来たけれどの巻
4月28日 実習生第一歩の巻
5月5日 お節句の巻
5月12日 黒装束騒動の巻
5月19日 討ちつ討たれつの巻
5月26日の 巻物紛失の巻
6月2日 洗い髪の女を探せの巻
6月9日 富くじ論議の巻
6月16日 にせ者現わるの巻
6月23日 金もうけは楽じゃないの巻
6月30日 やっと卒業の巻
7月7日 お化け屋敷の巻
7月14日 さてどうしましょうの巻
8月4日 殿さま御失業の巻
8月11日 うますぎる話の巻
8月18日 お客は百万長者の巻
8月25日 ぐれん隊横行すの巻
9月1日 犯人をさがせの巻
9月8日 友情よ永遠なれの巻
9月15日 月は誰を照らすの巻
9月22日 夢よもう一度の巻
9月29日 めでたし,めでたしの巻
10月6日 まずは御紹介の巻
10月13日 世間はうるさいの巻
10月20日 今や結婚シーズンの巻
11月10日 黙っていましょうの巻
11月17日 素晴しいカミナリ
11月24日 あっぱれ若奥様の巻
12月1日 防火訓練の巻
12月8日 お試し下さいの巻
12月15日 今夜は忘年会の巻
12月22日 魅惑のうたごえの巻
12月29日 今年もどたんばの巻

1960年

放送日 サブタイトル 付記
1月5日 おめでとうございますの巻
1月12日 スキー・スキー・スキーの巻
1月19日 あの手この手の巻
1月26日 舶来のお客の巻
2月2日 ぐれん隊作戦の巻
2月9日 受験シーズンの巻
2月16日 泣けて泣けての巻
2月23日 窓の向うはの巻
3月1日 春風吹けばの巻
3月8日 ややこしい巻
3月15日 恐怖の夜がやって来たの巻
3月29日 お花見弁当の巻
4月5日 行かせたくないの巻
4月12日 美容師志願の巻
4月19日 ただいま練習中の巻
4月26日 やさしく強くの巻
5月3日 ホーム・シックの巻
5月10日 今日は大掃除の巻
5月17日 当った当ったの巻
5月24日 どちらがどちら?の巻
5月31日 宣伝映画の巻
6月7日 花火の季節の巻
6月14日 ミス・コンクールの巻
6月21日 読んであげましょうの巻
6月28日 試合変更の巻
7月5日 近所隣りが輪になっての巻
7月12日 玉の輿に乗るなの巻
7月19日 予防注射の巻
8月2日 夢はハワイへの巻
8月9日 食あたりの巻
8月16日 夏枯れ対策の巻
8月23日 指名手配の巻
8月30日 涙がいっぱいの巻
9月6日 お関取のサインの巻
9月13日 低姿勢の巻 ここからカラー放送(当初は東京のみ)[注 1][1][2]
9月20日 お客様には親切の巻
9月27日 ちょっと恥かしいの巻
10月4日 秘密をまもれの巻
10月11日 モデルの椅子の巻
10月18日 リンゴと恋の巻
10月25日 頭のいい奴の巻
11月1日 華やかな一日の巻
11月8日 もっと元気を出せの巻
11月15日 七五三の飴の巻
11月22日 やって来た男たちの巻
11月29日 猛練習の巻
12月6日 歳末たすけあいの巻
12月13日 歳末御用心の巻
12月20日 奇妙なふくしゅうの巻
12月27日 もうすぐ大晦日の巻

1961年

放送日 サブタイトル
1月10日 相変わりませずにぎやかにの巻
1月17日 鬼のいない間にの巻
1月24日 ビールスがいっぱいの巻
1月31日 趣味は音楽の巻
2月7日 レジャー時代の巻
2月14日 日ごろの訓練の巻
2月21日 お目見得サギの巻
2月28日 デイトの背広の巻
3月7日 あこがれの消防士の巻
3月14日 町を明るくの巻
3月28日 一足お先にの巻
4月4日 春期闘争中の巻
4月11日 札束がぎっしりの巻
4月18日 集金騒動の巻
4月25日 あっちだこっちだの巻
5月2日 やさしく強くの巻
5月9日 てんやわんやの巻
5月16日 サービス精神の巻
5月23日 きょうは御祭礼の巻
5月30日 社長外遊の巻
6月6日 工事中ご注意の巻
6月13日 ボーナス突撃隊の巻
6月20日 好きになっちゃったの巻
6月27日 きょうは集金日の巻
7月4日 おばさん教育の巻
7月11日 護身術講習会の巻
7月25日 水が不足ですの巻
8月1日 十年たてば変わりますの巻
8月8日 踊る阿呆に見る阿呆の巻
8月15日 夏向きアルバイトの巻
8月22日 足もとに火がつけばの巻
8月29日 あまから横丁の子守唄の巻
9月5日 大立者あらわるの巻
9月12日 お釣りはあるかい?の巻
9月19日 危険な職場の巻
9月26日 英語なら まかせろの巻
10月3日 店員教育の巻
10月10日 妻の買物の巻
10月24日 上には上かあるの巻
10月31日 モーニングに罪ありの巻
11月7日 珍客上京の巻
11月14日 おけがはありませんかの巻
11月21日 お店は大繁昌の巻
11月28日 ある日の惨劇の巻
12月5日 言うに言えないの巻
12月12日 舞踏へのお誘いの巻
12月19日 年の瀬はさわがしいの巻
12月26日 かくて今年もの巻

1962年

放送日 サブタイトル 付記
1月9日 婚約発表の巻
1月16日 あまから横丁は大騒ぎ
1月23日 勉強しなさいの巻
1月30日 友 遠方より来たるの巻
2月6日 安物ですのよ……の巻
2月13日 気にいらないお客の巻
2月20日 休ませて下さいの巻
2月27日 ツイストで行こうの巻
3月6日 貸間ありますの巻
3月13日 がっちり団結の巻
3月27日 一目会いたいの巻
4月3日 赤電話開通の巻
4月10日 お花見弁当の巻
4月17日 ニセ札調査の巻
4月24日 ゼンゼンにが手ですの巻
5月1日 きょうはメーデーの巻
5月8日 男の対決の巻
5月15日 かわいい娘さんの巻
5月22日 雨よ降れ降れの巻
5月29日 信じてくれよの巻
6月5日 初恋の人の巻
6月12日 マイ・ダーリンの巻 この回から、従来の東京に加え、大阪がカラー放送となる。[4]
6月19日 課長はあやしいの巻
6月26日 思わぬ災難の巻
7月3日 なつかしいなの巻
7月10日 娘の縁談の巻
7月17日 夏向きの顔の巻
7月25日 すてきな先生の巻 この回から、富山・石川・福井がカラー放送となる。
8月7日 夏の夜の客の巻
8月21日 北海道に招かれて の巻
8月28日 こっそりお出かけの巻
9月4日 どっちもどっちの巻
9月11日 値上げ反対の巻
9月18日 秋はさびしいねの巻
9月25日 素晴しいアイデアの巻
10月2日 妹の幸福の巻
10月9日 ふたりきりの秋の巻
10月16日 空地をめぐって……の巻
10月23日 れしい便りの巻
10月30日 あっぱれおかあさんの巻
11月6日 人手不足の巻
11月13日 泣けてこまる日の巻
11月20日 店員募集の巻
11月27日 王将はおれだの巻
12月4日 今年も助けあいましょうの巻
12月11日 一日部長の巻
12月18日 忘年会のシーズンの巻
12月25日 あっちもこっちも大騒ぎの巻

1963年

放送日 サブタイトル 付記
1月8日 今夜は新年会の巻
1月15日 模範店員来たるの巻
1月22日 頭がいたいの巻
1月29日 集金かばんのゆくえの巻
2月5日 海外出張の夢の巻
2月12日 お嫁にゆきたいの巻
2月19日 休ませて下さいの巻
2月26日 引越し作戦 の巻
3月5日 妹にはかなわないの巻
3月12日 本店から御出勤の巻
3月19日 この顔をどうしてくれるの巻
3月26日 どろぼうですの巻
4月2日 南から来た娘の巻
4月9日 ニオカネ幻想曲の巻
4月16日 はなやかな復讐の巻
4月23日 アフター・サービスの巻
4月30日 独立への道の巻
5月7日 サービス調査の巻
5月14日 がんばれ大掃除の巻
5月21日 今夜はご招待の巻
5月28日 なくなった手提袋の巻
6月4日 梅雨の晴れ間にの巻
6月11日 あきらめてくれの巻
6月18日 雨あがりの決闘の巻
6月25日 おめでたついでに……の巻
7月2日 こわいおじさんの巻
7月9日 婚約発表の巻
7月16日 はねの折れる友だちの巻
8月6日 あの子と留守番の巻
8月13日 ラーメン合戦の巻
8月20日 知らずにお見合いの巻
8月27日 夏休みのお客さまの巻
9月3日 ハエとりおやじの巻
9月10日 小判がザクザクの巻
9月17日 兄さんの使いの巻
9月24日 コンテストの巻
10月1日 特別講師来たるの巻
10月8日 不良化防止の巻
10月22日 家庭の平和の巻
11月5日 飯と共に去りぬの巻
11月12日 モデルさがしの巻
11月19日 いやがらせの男の巻
12月3日 意志をきたえろの巻
12月10日 おけがはいかが?の巻
12月17日 ボーナス紛失の巻 この回から、甲府・長野・新潟・名古屋・静岡(浜松含む)がカラー放送となる。[5]
12月24日 年の瀬はいそがしいの巻

1964年

放送日 サブタイトル 付記
1月7日 今年もがんばろうの巻
1月14日 新しい店員の巻
1月21日 みんな働く仲間たちの巻
1月28日 ハンチングの男の巻
2月4日 だんなのご趣味の巻
2月11日 一日離婚の巻
2月18日 理想の娘さんの巻
2月25日 南米のおばさんの巻
3月3日 東おとこと京おんなの巻
3月10日 本日は,お日がらも良くの巻
3月17日 思い出の弁当箱の巻
3月24日 悪女がお好きならの巻
3月31日 出発5分前の巻
4月7日 晴れて結婚式の巻
4月14日 インスタント新婚旅行の巻
4月21日 社長の令孃の巻
4月28日 長期出張の巻
5月5日 一パイのラーメンの巻
5月12日 お留守に失礼の巻
5月19日 本日はてんてこ舞いの巻
5月26日 あとから,あとからの巻
6月2日 みなさんただいまの巻
6月9日 おじ帰るの巻
6月23日 ご協力関いますの巻
6月30日 “あなた,と呼べないの巻
7月7日 親切のお返しの巻
7月14日 お盆とシャンソンの巻
7月21日 それは誤解ですの巻
7月28日 あ強敵あらわれるの巻
8月4日 みんなで海への巻
8月11日 ラーメンとざるそばの巻
8月18日 ハワイアンに悩まされの巻
8月25日 掘って掘っての巻
9月1日 友情の鉄拳の巻
9月8日 入院作戦の巻
9月15日 老人の日の贈り物の巻
9月22日 女のたたかいの巻
9月29日 バイクがあれば?の巻 この回から、仙台・盛岡・札幌がカラー放送となる。[6]
10月6日 とかくお金は……の巻 この回から、岡山・広島(尾道含む)・山口・北九州・福岡・熊本・大分・松山・高知・徳島がカラー放送となる。[7]
10月27日 まだ,熱がさめないの巻
11月3日 店内改造の巻
11月10日 一枚の招待券の巻
11月17日 突貫工事の巻
11月24日 開店祝いの巻
12月1日 ああ・いやだいやだの巻
12月8日 みなさんご用心の巻
12月15日 かわいい店員さんの巻
12月22日 早くこいこいクリスマスの巻
12月29日 不景気ですね……の巻

1965年

放送日 サブタイトル 付記
1月5日 開運のおふだの巻
1月12日 千円札にご用心の巻
1月19日 おかたい部長の巻
1月26日 もめごと夫婦の巻
2月2日 男の友情の巻
2月9日 見込みがありますの巻
2月16日 受験生上京の巻
2月23日 みんなカゼひきの巻
3月2日 防火訓練の巻
3月9日 ちょっと一パイの巻
3月16日 貸してくださいの巻
3月30日 サービス教育の巻
4月6日 お花見の巻
4月13日 新入社員の巻
4月20日 一枚の名剌からの巻
4月27日 疑惑の目の巻
5月4日 おじさん上京の巻
5月11日 ちょっと留守番の巻
5月18日 ある晴れた日にの巻
5月25日 ボタンとじゃがいもの巻
6月1日 会ってみたいの巻
6月8日 青い目のお孃さんの巻
6月15日 自慢の細君の巻
6月22日 誘いの客の巻
6月29日 頼もしい人の巻
7月6日 やっとボーナスの巻
7月13日 セチガライですねの巻
7月20日 名古屋の恩師の巻
7月27日 おかあさんのおみやげの巻
8月3日 転勤いたしますの巻
8月10日 キャンプ場は大騒ぎの巻
8月17日 こっそりお出かけの巻
8月24日 相手の男性は?の巻
9月7日 夏の日の借金の巻
9月14日 五目そば一丁の巻
9月21日 あこがれ東京の巻 この回から、福島がカラー放送となる。[8]
9月28日 けんか友だちの巻
10月5日 部長のお頼みの巻
10月12日 ハッピー・バースデーの巻
10月19日 訪問着を買いましたの巻
10月26日 ヘソクリ作戦の巻
11月2日 あーやられた!の巻
11月9日 先輩の上着の巻
11月16日 出前はどこへ?の巻
11月30日 きょうは何の日?の巻
12月7日 本日断水の巻
12月14日 今夜しみじみ…の巻
12月21日 姿勢を正せの巻
12月28日 みなさん,よいお年を……の巻 この回から、函館・室蘭・旭川・帯広・釧路・北見がカラー放送となる。[9]

1966年

放送日 サブタイトル 付記
1月4日 ことしはやったるで!の巻
1月11日 スト決行の巻
1月18日 名刺にご用心の巻
1月25日 決意の時の巻
2月1日 別居しましょうの巻
2月8日 ふたりの社長夫人の巻
2月15日 ボクにくださいの巻
2月22日 代表をえらべの巻
3月1日 きょうは吉日の巻
3月8日 神にすがって……の巻
3月15日 きょうは引っ越しの巻
3月29日 これでお別れの巻 全国でカラー放送(奄美群島等を除く)。[10]

主題歌

スタッフ

劇場版

本作は劇場版が3本製作されており、1958年には日活で1本、1961年には新東宝で2本製作公開されている。いずれもモノクロだが、日活版はスタンダードで上映時間も「52分」(いわゆる「SP映画)なのに対し、新東宝版は新東宝スコープ・83分になっている。

お笑い三人組
お笑い三人組 泣き虫弱虫かんの虫の巻
お笑い三人組 怪しい奴にご用心
  • 1961年5月10日、新東宝系で公開。
  • 脚本:小野田嘉幹
  • 監督:小野田嘉幹

備考

  • 番組の起源: 1953年の日本テレビ開局記念番組を放送中に放送事故が発生した。急遽、三遊亭小金馬三遊亭歌奴一龍齋貞鳳江戸家猫八の4人で即興のインチキプロレスコント)を放送し、開局祝賀会場は爆笑の渦に包まれた。これを見た同局社長 正力松太郎の指示によって、直ちに彼らをメインとしたレギュラー番組が作られた。1955年に、歌奴を除く3人がNHKに引き抜かれて『お笑い三人組』が開始した。
  • この番組は毎週火曜日内幸町東京放送会館内にあった旧NHKホール(渋谷にある現在のNHKホールとは別の施設)から生放送され、VTR導入後も最終回まで生放送を貫いた。尚且つゴールデンタイムでの放送ということもあり、1960年9月10日のカラー本放送開始に伴い、当番組はNHKで真っ先にカラー化されたレギュラー番組の1つとなった。しかし全国同時生放送である為、地方での同時カラー生放送化は、電電公社(当時)テレビの同時中継回線がカラーに対応した高規格化が必要だった為、その整備が整った地域から、カラーで放送される様になった。大阪でも東京と同時にカラー本放送が始まっていたのにも拘らず、1962年6月5日放送回までモノクロ放送だったのは、この為である。
  • 番組が生放送であった為、NHKに現存する回は「東おとこに京おんなの巻」(1964年3月3日放送、ゲスト・かしまし娘大宮敏充他)と「きょうは引越しの巻」(1966年3月15日放送、ゲスト・市村俊幸由利徹佐山俊二他)の2本のみであった(いずれもキネコによるモノクロフィルム録画)。この2回分と、1992年(平成4年)にBSスペシャル「青春タイムトラベル」で放送された当時の出演者の対談を収録したDVDが発売されている[12]
  • なお、NHKアーカイブスでは上記の2本とも公開されているが、横浜放送ライブラリーでは後者しか公開されていない。
  • 2020年、新たに第1期の「ドライブ熱の巻」(1957年10月8日放送、ゲスト・上月左知子他)のフィルムが神戸市の民間フィルムアーカイブから発見・提供され、デジタル修復が行われた[3]。この回は現存する最古の映像である(第2期の映像は未発見のままである)。この回では、冒頭で小金馬が挨拶し、テーマ曲の歌詞と曲調が少し違うなど、現存する第3期の映像とは相違点があることも判明した。2020年時点でレギュラーメンバー唯一存命の小金馬(当時は4代目金馬)は本回の映像を見ることができた。
  • 三人組のうち、猫八が2001年12月に80歳で、貞鳳が2016年12月に90歳でそれぞれ死去し、最後の存命者となっていた金翁(金馬改め)も2022年8月に93歳で死去したため、全員が鬼籍入りした。

脚注

注釈

  1. ^ a b カラー本放送が同年9月10日から開始したのを受けて、当番組は初めにカラー化されたレギュラー番組の1つである。

出典

  1. ^ a b 朝日新聞 1960年9月8日 東京版朝刊 P.5 ラジオ・テレビ欄記事「カラー番組のご案内」(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  2. ^ a b NHKアーカイブス NHKクロニクル 1960年9月13日「お笑い三人組『低姿勢の巻』」
  3. ^ a b No.274『お笑い三人組』発掘!91歳の金馬さんも感激!NHK番組発掘プロジェクト、2020年9月4日、同年9月29日閲覧
  4. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル 1962年6月12日「お笑い三人組『マイ・ダーリンの巻』」
  5. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'64』日本放送出版協会、1964年、5、206~7頁。 
  6. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'65』日本放送出版協会、1965年、5,36,233~5頁。 
  7. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'65』日本放送出版協会、1965年、5,38,233~5頁。 
  8. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'66』日本放送出版協会、1966年、30頁。 
  9. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'66』日本放送出版協会、1966年、42頁。 
  10. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'66』日本放送出版協会、1966年、50頁。 
  11. ^ 志賀信夫「テレビを育てた人々」『グラフィックカラー昭和史 第12巻 大衆と文化(戦後)』(研秀出版、1984年、p.95)
  12. ^ お笑い三人組 - NHKスクエア

外部リンク

NHK総合 火曜20時台後半枠
前番組 番組名 次番組
お笑い三人組
(1956年11月~1963年3月)
事件記者
(20:30 - 21:30)
【30分拡大して継続】
NHK総合 火曜20時台前半枠
お笑い三人組
(1963年4月~1964年3月)
ジェスチャー
【30分繰下げて継続】
NHK総合 火曜20時台後半枠
事件記者
(20:30 - 21:30)
【70分繰下げ、10分短縮】
お笑い三人組
(1964年4月~1966年3月)
太陽の丘
(20:00 - 21:00)