香取神社(かとりじんじゃ)は、埼玉県春日部市の神社。
歴史
創建年代は不明である。ただ別当寺だった「浄法庵」が1678年(延宝6年)の開山であることから、その頃に創建されたものと推測される。浄法庵は武蔵国埼玉郡粕壁宿(現・同市粕壁)の最勝院を本寺とする真言宗の寺院であったが、明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた。廃寺後の旧浄法庵の建物は地元住民の集会所となっている[1]。
1873年(明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられた。1923年(大正12年)の関東大震災では建物が倒壊する被害を受けたが、まもなく再建され、現在に至っている[1]。
交通アクセス
脚注
- ^ a b 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、1058-1059p
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年