都ホテル 博多(みやこほてる はかた、英: Miyako Hotel Hakata)は、福岡県福岡市博多区にある都ホテルズ&リゾーツのホテルである。近鉄・都ホテルズによって運営されている。
本稿では、2016年3月31日まで営業されていた前身「博多都ホテル」についても述べる。
博多駅筑紫口(新幹線口)からすぐの場所にある、1972年に開業した[1]老舗のホテル。地上14階建てである。「福岡リコー近鉄ビル」[2]内のシティホテルとして当初269室を設置した。ホテル運営は同名の会社によって行われていたが、近鉄ホテルシステムズ(2015年4月に現社名の近鉄・都ホテルズに変更)に統合されている。かつては建物内に近畿日本鉄道九州事務所も設置されていた。
2015年5月に、ホテルの立て替えの検討が発表され[3][4]、2016年3月31日のチェックアウト(レストランは前日の3月30日)をもって営業を終了した[5]。
2017年4月に発表された「近鉄博多ビル」建設計画では、ビルは地上13階建て・地下3階建てとし、地下から地上2階までを商業施設、地上3階から上を「博多都ホテル」(仮称)とすることが明らかになった。ホテルは客室面積30平方メートル以上の約200室を計画し、最上階にはレストランや日帰り入浴可能な屋外温泉スパ・屋内浴場を備えた温泉も設置される。2019年のラグビーワールドカップ2019開催前の開業を目指していた[6]。また、これまで直結していなかった地下鉄博多駅とも地下1階で連絡する。
なお、2018年8月には、新ホテルの名称含めた概要が改めて発表され、新ホテル名は同ホテルチェーンにおける都市型フルサービスホテルを示す「都ホテル」のブランドを冠した「都ホテル 博多」となり、客室は208室。開業日は2019年3月に同年9月22日と発表された[7][8]。2021年3月25日に近鉄グループホールディングスが発表したブラックストーン・グループへの売却対象ホテル8つのうちの1つに含まれ、10月にブラックストーンが過半を出資する会社が所有者となる見通しである[9]。運営は近鉄グループが継続し、施設名・従業員の雇用は維持される予定である[9]。
Lokasi Pengunjung: 3.138.32.19