西原駅(にしはらえき)は、三重県名張市西原町にかつてあった近畿日本鉄道(現・伊賀鉄道)伊賀線の駅(廃駅)である。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線の無人駅。最末期の伊賀神戸 - 西名張間は旅客電車は1日5往復まで減少していたため、利用者も少なくホームは荒れた状態だったという[1]。
廃止後
現在では、駅跡地や周辺は痕跡をほとんどとどめず、田園地帯となっている。駅は現在の名張市立北中学校の北側にあった。また、線路跡が旧国道368号などの道路に転用されている。当駅 - 美旗新田駅間は宅地開発と農地の区画整理により、近鉄大阪線をアンダークロスする部分(道路に転用されている)以外の廃線跡をたどることは困難になっているが、その中で小波田川を渡る鉄橋が残っていた。この鉄橋跡は並行する近鉄大阪線の車窓からも確認できたが、現在は橋桁が撤去され、橋台のみが残っている。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- ■伊賀線
- 美旗新田駅 - 西原駅 - 蔵持駅
脚注
- ^ 白井健「近鉄伊賀線 伊賀神戸 - 西名張間ついに廃止さる」『鉄道ファン』1964年12月号(No.42)P.58
関連項目
外部リンク
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2007年移管区間 | |
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1964年廃止区間 | |
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*打消線は移管時点で廃駅 |