茨城県道320号下小川停車場線(いばらきけんどう320ごう しもおがわていしゃじょうせん)は、茨城県常陸大宮市にあるJR水郡線下小川駅と接続する県道である。
概要
JR水郡線下小川駅を起点に、久慈川に架かる下小川橋を渡り国道118号に接続する延長約1.9キロメートル (km) の茨城県の一般県道である。茨城県常陸大宮市盛金地区内で完結する。
路線データ
歴史
1959年(昭和34年)10月14日、新たな県道として那珂郡山方町大字盛金の下小川停車場を起点とし、二級国道水戸郡山線(現:国道118号)交点を終点とする区間を本路線とする県道下小川停車場線として茨城県が県道の路線に認定した。1995年(平成7年)に茨城県が行った県道の路線再編の際に整理番号320となり、現在に至る。
年表
路線状況
全区間がセンターラインの無い1車線の道路で、接続する国道が久慈川左岸の高台にあるので、下小川橋から終点までの区間は高低差があり、小刻みなカーブがあって見通しは悪い。交通量全体は少ないが、大型ダンプカーの通行が比較的多く「ダンプ徐行」の標識も見られる。
道路施設
地理
久慈川右岸(西側)の下小川駅周辺は集落のなかを県道が通る。下小川橋を渡り、対岸の久慈川左岸(東側)沿いは崖に沿った傾斜路である。
接続する道路
沿線
脚注
注釈
- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
- ^ 市街地を形成している区域(以下「市街地区域」という。)内の道路で、道路管理者が自動車の交通量がきわめて少ないと認めて指定したもの又は一方通行とされているものを通行する車両の幅は、当該道路の車道の幅員(歩道又は自転車歩行者道のいずれをも有しない道路で、その路肩の幅員が明らかでないもの又はその路肩の幅員の合計が1メートル未満(トンネル、橋又は高架の道路にあつては、0.5メートル未満)のものにあつては、当該道路の路面の幅員から1メートル(トンネル、橋又は高架の道路にあつては、0.5メートル)を減じたものとする。以下同じ。)から0.5メートルを減じたものをこえないものでなければならない。
出典
- ^ a b 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ a b c “道路区域の変更(昭和48年1月18日 茨城県告示第54号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第6085号: p. p. 4, (1973年1月18日)
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 18
- ^ 茨城県報 号外 昭和五年二月七日 - 茨城県告示第五十八号より
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ “路線の指定(昭和39年7月3日 茨城県告示第1006号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第5170号: pp. pp. 2–3, (1964年7月3日)
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 第637号: p. pp. 8–12, (1995年3月30日)
参考文献
関連項目