芦川 淳平(あしかわ じゅんぺい、本名:井間淳大[1]、1957年(昭和32年)10月19日 - )は、浪曲作家、浪曲歌謡実演家、浪曲親友協会監事。浪曲・演芸評論家、作詞家、日本脚本家連盟・日本放送作家協会会員。
来歴
兵庫県芦屋市生まれ。父親は地方公務員の家庭に育つ。
浪曲に関心を持ったのは中学2年生の時に三波春夫「俵星玄蕃」のレコードを購入したのがきっかけ。
関西学院高等部から関西学院大学経済学部卒業。大学では古典芸能研究会に所属、三波春夫、広沢瓢右衛門との面識を得る。
「岬あつし」名義で公演を行った後、1976年に雑誌「浪曲展望」を創刊。研究と取材を通して浪曲評論や脚本執筆に携わり、広告代理店勤務を経て浪曲作家・浪曲司会者となる。浪曲台本・歌謡曲作詞は多数、浪曲公演の司会解説やプロデュースも務める。
NHKテレビ「浪曲特選」、ABCテレビ「おはよう浪曲」などの司会も務めた。
2002年国立劇場大衆芸能脚本最優秀賞受賞[2]。
著作
ほか
共著・執筆
ほか
脚注
- ^ 芦川淳平 著、森西真弓 編『上方芸能』165号、上方芸能「蒙御免 上方浪曲四十七士総見立 平成19年度関西浪曲人名鑑」、2007年9月10日、67頁。
- ^ 『上方演芸大全』創元社、2008年11月20日、534頁。ISBN 9784422700724。
外部リンク