米田実

米田実

米田 実米田 實[1][2]、よねだ みのる[3]1863年8月28日文久3年7月15日[1] - 1926年大正15年)9月16日[3][4])は、日本の弁護士[5]政治家衆議院議員(奈良県奈良市選出、当選2回)[2][3]。族籍は奈良県平民[1]

人物

大和国奈良(現在の奈良県奈良市[2])出身。生家は代々農業を営む[5]。米田新八の長男[1]。米田奈良吉の兄[1]

漢学を修めた後、教職に従事していたが、奈良市内衛生委員・町役場委員などの公吏の職に就いた[6]1887年明治20年)に明治法律学校(現在の明治大学)に入学し[6]、在学中に代言人試験に合格した[2]。東京で弁護士事務所を開き、東京組合弁護士会評議員に選出された[2][5]。後に公証人に転じた[1]

1904年(明治37年)、第9回衆議院議員総選挙に出馬し、当選。1915年(大正4年)の第12回衆議院議員総選挙で再選された。無名倶楽部、立憲同志会憲政会に所属。

家族・親族

米田家

脚注

  1. ^ a b c d e f g 『人事興信録 第5版』よ5頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年9月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院議員略歴ヨ496頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年9月5日閲覧。
  3. ^ a b c 『議会制度七十年史 第11』よ556頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年9月5日閲覧。
  4. ^ 『朝日年鑑 大正十六年』朝日新聞社、1926年。
  5. ^ a b c 『日本現今人名辞典』よ3頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年9月7日閲覧。
  6. ^ a b 『現代日本の政治家』立憲同志会P.152-153

参考文献

  • 『日本現今人名辞典』日本現今人名辞典発行所、1903年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。 
  • 細井肇『現代日本の政治家』国光社、1916年。 
  • 衆議院事務局編『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。 
  • 衆議院、参議院編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。