1990年5月13日に開催された第40回安田記念について記述する。
※年齢は全て旧表記にて表記
レース施行時の状況
オグリキャップが1990年の初戦として出走を決定した。また、同馬は初めて武豊が騎乗することとなり、当時の週刊競馬ブックなどの競馬関連の書籍や新聞ではオグリキャップと武との組み合わせを「ゴールデンコンビ」と報道していた。
前哨戦の京王杯スプリングカップではシンウインドが優勝した。
主な出走馬
- 天候:曇り、芝:良
※施行条件については安田記念も参照。
- 出走頭数:16頭
レース結果
レース展開
序盤はケープポイントが逃げ、2番手にオグリキャップとシンウインドが位置した。直線の途中でオグリキャップが先頭に立ち、そのままゴールし優勝した。
結果(上位5頭のみ)
着順 |
枠番 |
馬番 |
競走馬名 |
タイム |
着差
|
1 |
5 |
9 |
オグリキャップ |
CR1.32.4 |
|
2 |
7 |
12 |
ヤエノムテキ |
1.32.7 |
2馬身
|
3 |
8 |
14 |
オサイチジョージ |
1.32.8 |
クビ
|
4 |
8 |
15 |
シンウインド |
1.33.0 |
1馬身1/2
|
5 |
2 |
4 |
ホクトヘリオス |
1.33.4 |
2馬身1/2
|
- 12.4-10.8-11.2-11.4-11.4-11.8-11.6-11.8
- 12.4-23.2-34.4-45.8-57.2-69.0-80.6-92.4
単勝式 |
9 |
140円
|
複勝式 |
9 |
110円
|
12 |
190円
|
14 |
160円
|
枠連 |
5-7 |
580円
|
エピソード
- 優勝したオグリキャップの通算獲得賞金額がシンボリルドルフを抜き、当時の日本歴代1位となった。
- オグリキャップは第38回優勝馬ニッポーテイオーの勝ちタイム1:34.2を1.8秒も更新したことになり、これはグレード制導入以前を含めても同レース史上最大の更新幅となっている(2024年現在)[1]
- なお、このレースレコードは東京競馬場改修後にアグネスデジタルが更新するまで13年間残っていた。これはレースレコード保持の期間として同レース史上最長となっている[2]
脚注
- ^ この競走ではオグリキャップを始め14頭がレースレコードを更新した
- ^ 2024年現在、次点でイツセイ・アグネスデジタル・ストロングリターンの7年間