第36回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、1956年12月30日から1957年1月7日まで西宮球技場で行われた全国高等学校ラグビーフットボール大会である。優勝校は、秋田県の秋田工業高校(2年連続9回目)。
概要
この大会より32校が出場。これは日本ラグビー協会が体協を脱退し国体不参加の代償としての措置である(後に復帰)。
日程
出場校
- 北北海道 北見北斗(3年連続7回目)
- 南北海道 芦別(初出場)
- 岩手 盛岡工(7年連続7回目)
- 奥羽 金足農(秋田県、3年ぶり3回目)
- 南東北 仙台工(宮城県、初出場)
- 東関東 水戸農(茨城県、5年ぶり2回目)
- 北関東 高崎(群馬県、2年連続4回目)
- 南関東 慶應(神奈川県、5年連続15回目)
- 東京第1 保善(4年連続8回目)
- 東京第2 城北(初出場)
- 甲信 甲府工(山梨県、初出場)
- 北陸 魚津(富山県、5年連続5回目)
- 東海 西陵商(愛知県、初出場)
- 三岐 津工(三重県、4年ぶり2回目)
- 京滋 西京(京都府、15年ぶり16回目)
- 大阪第1 天王寺(3年連続15回目)
- 大阪第2 淀川工(4年ぶり2回目)
- 兵庫 報徳学園(初出場)
- 奈良 天理(2年連続14回目)
- 和歌山 向陽(初出場)
- 岡山 関西(3年ぶり2回目)
- 広島 福山誠之館(初出場)
- 西中国 山口水産(山口県、初出場)
- 北四国 松山工(愛媛県、初出場)
- 南四国 城東(徳島県、初出場)
- 福岡第1 福岡工(2年連続2回目)
- 福岡第2 福岡(2年ぶり20回目)
- 佐賀 龍谷(初出場)
- 長崎 猷興館(初出場)
- 東九州 大分舞鶴(大分県、初出場)
- 西九州 熊本工(熊本県、6年連続7回目)
- 前年度優勝校 秋田工(秋田県、11年連続23回目)
試合時間
全試合25分ハーフ。同点で終了した場合は抽選にて次回進出校を決める。
試合
1回戦
- 仙台工 5 - 3 向陽
- 山口水産 8 - 3 城北
- 福岡 9 - 3 魚津
- 報徳学園 14 - 11 水戸農
- 秋田工 22 - 0 淀川工
- 金足農 15 - 0 大分舞鶴
- 保善 43 - 0 龍谷
- 天理 6 - 0 松山工
- 盛岡工 26 - 3 福山誠之館
- 西陵 16 - 3 熊本工
- 城東 6 - 0 芦別
- 高崎 8 - 3 猶興館
- 北見北斗 13 - 6 天王寺
- 慶應 29 - 0 西京
- 福岡工 32 - 0 津工
- 甲府工 21 - 0 関西
2回戦
- 仙台工 6 - 5 山口水産
- 報徳学園 6 - 0 福岡
- 秋田工 9 - 5 金足農
- 保善 12 - 5 天理
- 盛岡工 30 - 3 西陵
- 高崎 14 - 0 城東
- 慶應 9 - 9 北見北斗
- 福岡工 9 - 6 甲府工
準々決勝
- 仙台工 11 - 3 報徳学園
- 秋田工 3 - 3 保善
- 盛岡工 16 - 6 高崎
- 福岡工 11 - 8 慶應
準決勝
- 秋田工 8 - 0 仙台工
- 盛岡工 11 - 0 福岡工
決勝
参考文献
日本ラグビー2005平成16年~平成17年公式戦主要記録 ISBN 4-583-03863-1
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