白峰三山(しらねさんざん)は、南アルプス国立公園内の赤石山脈(南アルプス)にある北岳、間ノ岳、農鳥岳の三山の総称。
三山の概要
白根三山と白峰三山とのふた通りの言い方があるが、どちらも同じ山を指し、白根は平家物語に記述があり、白峰三山というのは小島烏水の命名である[1]。
北岳と間ノ岳の間には、中白根山(中白峰)があり、間ノ岳と農鳥岳の間には西農鳥岳(3,051m)がある。北岳と中白根山との鞍部には北岳山荘があり、間ノ岳と西農鳥岳との鞍部には農鳥小屋がある。白峰三山の東側には、鳳凰三山の尾根があり、その稜線は白峰三山の絶好の展望地となっている。
赤石山脈(南アルプス)の主な山は、赤石山脈を参照。
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東側の
毛無山から望む白峰三山
(左から、農鳥岳、間ノ岳、北岳)
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夜叉神峠(山梨県
南アルプス市から白峰三山
(左から、農鳥岳、間ノ岳、北岳)
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鳳凰山からの白峰三山(5月)
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鳳凰山からの白峰三山(9月)
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仙丈ヶ岳からの白峰三山(8月)
脚注
- ^ 『日本三百名山』毎日新聞社平成9年3月25日発行 間ノ岳の項242pより
関連項目
関連図書