『火の鳥』(ひのとり)は宝塚歌劇団によって制作された舞台作品。花組公演。形式名は「グランド・ショー」。24場。原作は手塚治虫による同名の漫画。作・演出は草野旦。併演作品は『ブラック・ジャック 危険な賭け』。
公演期間と公演場所
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演参考。
10編からなる手塚治虫の『火の鳥』から、火の鳥の永遠性、不老不死、生と死と復活などのテーマ性を生かし、特に"愛の力のみが永遠の命を得ることができる唯一のカギである"という題を具現化したショー作品。手塚治虫記念館の誕生を祝ってのメモリアル公演。愛の力で蘇るフェニックスを、宝塚公演では花組76人と80期の初舞台生39人を加えた115人のメンバーで表現している。
スタッフ
※氏名の後ろに「宝塚」「東京」の文字がなければ両劇場共通。
主な配役
宝塚
- 火の鳥 - 安寿ミラ
- 光の星人男S、アンドロイド星人男S、ジュラシックハンター、コドー、フェニックス男S、ファイヤーバード男S - 真矢みき
- 光の星人女S、フローラ星人、歌手、人形、ラヴァー女、フェニックス女S、ファイヤーバード女S - 森奈みはる
- お茶の水博士 - 未沙のえる
- 光の星人女A、ジュラシック星人女A、科学者 - 美月亜優
- 光の星人男A、ジュラシック星人男A、科学者、フェニックス男A - 海峡ひろき
- ランプ - 天地ひかり
- 光の星人女A、フロッグ - 詩乃優花
- ライヤ - 九重遥
- 光の星人男B、ラヴァー男 - 宝樹芽里
- 光の星人男A、フローラ星人S、フェニックス男A - 愛華みれ
- 光の星人男A、歌手、フロッグ、オルガ - 紫吹淳
- 光の星人男A、フェニックス男 - 匠ひびき
- 光の星人女A、歌手、フェニックス女S - 月影瞳
東京の変更点(7月3日-7月26日。ロンドン公演のため、安寿ミラ、萌水せりか、紫吹淳、夏城令、麻希ゆい、二葉かれん、伊織直加、みずき愛、真由華れお、月影瞳、鈴懸三由岐、朝海ひかるは休演。)
- 火の鳥 - 真矢みき
- 光の星人男S、ジュラシックハンター、フローラ星人S、フェニックス男S、ファイヤーバードの男S - 愛華みれ
- ジュラシック星人男A、オルガ - 匠ひびき
- アンドロイド星人S、ゴドー - 海峡ひろき
東京の変更点(7月27日-7月29日。ロンドン公演出演者のうち、安寿ミラのみ出演。)
- 火の鳥 - 安寿ミラ
- 光の星人男S、ジュラシックハンター、アンドロイド星人S、ゴドー、フェニックス男S、ファイヤーバード男S - 真矢みき
脚注
参考文献