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神奈川県にある「川勾神社」とは異なります。 |
河輪神社(かわわじんじゃ)は、埼玉県児玉郡美里町阿那志の利根川水系小山川支流の志戸川沿いにある神社。祭神は淤迦美神。武蔵国那珂郡の式外社で、旧社格は村社。旧阿那志村の鎮守。
由緒
- 延暦15年(796年)7月に坂上田村麻呂が「十条」、「小茂田」、「沼上」、「阿那志」(当社)、「古郡」の五ヶ所に赤城大明神を勧請したことが起源とされている。それゆえに、社殿は社号「北向」の通り、上野国赤城山の方向、真北向いて建てられています。[1]
- 慶長年間(1596年~1615年)に、地頭の安藤直次が諏訪大社を勧請し、社号を「諏訪神社」に改称した。[2]
- 明治28年(1895年)に「河輪神社」に改称した。[2]
社格
- 貞観17年(875)12月5日 - 正六位上[3]
- 明治5年 - 村社[4]
- 明治41年11月9日 - 神饌幣帛料供進社[4]
主祭神
相殿
慶長年間(1596年~1615年)に勧請した諏訪大社の祭神。
明治40年には、以下の4社を遷座した。
- 字新井 北向神社
- 字天神 赤城神社
- 字天神 妙義神社
- 字天神 榛名神社
- 字天神 天手長男神社
明治41年には、以下の2社を遷座した。
- 新年祭(1月2日)
- 祈年祭(2月25日)
- 例大祭(4月5日)
- 八坂神社祭(7月15日)
- 夏越大祓(7月25日)
- 秋祭り(10月15日)
- 新嘗祭(11月25日
- 師走大祓(12月25日)
関連項目
北向神社
- 延暦15年(796年)7月に坂上田村麻呂が「十条」、「小茂田」、「沼上」、「阿那志」(当社)、「古郡」の五ヶ所に赤城大明神を勧請したことが起源とされている。それゆえに、社殿は社号「北向」の通り、上野国赤城山の方向、真北向いて建てられている。
- 祭神は、大巳貴命、素盞嗚命、少彦名命。
- 北向神社の総社
- (所在地)埼玉県児玉郡美里町北十条695
- 旧沼上村の鎮守
- (所在地)埼玉県児玉郡美里町沼上1
- 旧小茂田村の鎮守
- (所在地)埼玉県児玉郡美里町小茂田4-1
- 旧古郡村の鎮守。古代の那賀郡の郡役所があったため、「古郡」と呼ばれる地名が残っている。
- (所在地)埼玉県児玉郡美里町古郡257
交通
脚注
- ^ 小茂田 北向神社の社頭掲示板『総社 北向神社 御由緒』より
- ^ a b c 社頭掲示板『第62回伊勢神宮式年遷宮記念 河輪神社 御由緒』より
- ^ 『日本三代実録』貞観17年12月5日甲寅条 (875)
授長門国従四位下住吉荒魂神従四位上。近江国従五位下小丈神従五位上。正六位上坂神従五位下。武蔵国正六位上河輪神。稲聚神。飛騨国正六位上本母国都神。釼緒神。上野国正六位上丹生神並従五位下。
- ^ a b c d 拝殿掲示板『国史現在社河輪神社』より