松岡 隆雄(まつおか たかお、1947年 - )は、日本の実業家、馬主。
水産物の加工・販売等を手掛ける株式会社松岡代表取締役[3]、養殖事業を手掛けるサンライズファーム株式会社などの代表を務める。
経歴
福岡県出身[1]。青山学院大学卒業後、父の重雄が創業した株式会社松岡に入社し、営業として勤めたのち1977年に取締役、1985年より専務に就任すると[1]、高齢や健康上の理由により一線を退いた社長の父に代わって経営を指揮するようになった[5]。1996年、重雄の死去に伴い社長に就任し[1][5]、現在まで在任。
馬主活動
日本中央競馬会(JRA)に登録する馬主として知られる。勝負服の柄は紫、白星散、白袖紫星散、冠名は主に牡馬には馬名の前方、牝馬には名前の後方に「サンライズ」を用いるが、冠名のない活躍馬もいる。当初は会社名義(株式会社松岡)で馬主登録されていたが、その後個人名義に変更された。
厩舎としては、いずれも栗東の石坂正、音無秀孝、平田修厩舎を多く利用する。また、吉澤ステーブルとの関係が深く、育成馬の多くを預託している。
父の重雄も馬主であった[6]。主な所有馬に1967年の京都4歳特別、北九州記念、1968年のスポーツニッポン賞金盃、1969年のCBC賞、小倉記念など重賞5勝のアトラスがいる。
主な所有馬
会社名義の所有馬については、松岡 (企業)#主な所有馬を参照。
GI・JpnI級競走優勝馬
重賞競走優勝馬
その他の所有馬
脚注
注釈
- ^ 次の出典における年齢より[1][2]。
- ^ 会社名義時に2002年アルゼンチン共和国杯を制覇している。
出典
外部リンク