李 康生(リー・カンション、1968年10月20日 - )は、台湾の俳優、映画監督、脚本家である。
経歴
台北市生まれ。高校卒業後に大学入試に失敗して予備校に通っていたころ、生活費のためにアルバイトをしていた先のゲームセンターで映画監督の蔡明亮と出会い、蔡が演出するテレビドラマの出演者に抜擢された[1]。以後、蔡が監督した映画すべてに出演し、蔡の作品に欠かせない存在となった。蔡の作品ではいずれも、李自身の愛称でもある「小康」(シャオカン)という役名で出演している[2]。蔡以外の監督による作品では、林正盛の『放浪』(1997年)、アン・ホイの『千言萬語』(1999年)、王童の『自由門神』(2002年)などに出演している。
2003年に『迷子』で監督・脚本にも進出し、2007年に発表した『ヘルプ・ミー・エロス』[3]はヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞にノミネートされた。2009年のオムニバス作品『台北24時』では短編「Remembrance」を監督した[4]。
フィルモグラフィー
出演
監督
受賞
脚注
外部リンク
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