杉山神社(すぎやまじんじゃ)は、神奈川県横浜市南区南太田にある神社。太田杉山神社(おおたすぎやまじんじゃ)、横濱水天宮(よこはますいてんぐう)とも呼称される[1][2]。
概要
杉山神社の創建は不詳だが、1376年(永和2年)6月に益田大江助が社殿を再建したとする棟札が残っていたため、それ以前に遡る[3]。杉山大明神として地域の崇敬を集め、寛永年間(1624年〜1644年)に大光寺が別当寺となる[2]。1869年(明治2年)、社号を杉山神社と改め、1873年(明治6年)に村社に列格[2]。
水天宮は貞享年間(1684年~1687年)の創建とされ、明治の初め、河野与七がこの地を開拓するにあたり旧体を発見し、社殿を建立して再興した[3]。
どちらも1945年(昭和20年)5月29日の横浜大空襲により全焼、杉山神社は1958年(昭和33年)に再建するが、水天宮の方は境内地を進駐軍に接収されたため、河野与七の子孫の屋敷に仮社殿を造営し、杉山神社の神官により祭事を執り行う形になり、後の1998年(平成10年)に杉山神社に相殿神として合祀された[3][2]。
祭神
- 杉山神社
- 横浜水天宮
脚注
関連項目
外部リンク