木下 龍也(きのした たつや、1988年1月12日 - )は、日本の歌人。山口県周南市出身[1]。
略歴
コピーライター志望だったが、穂村弘の歌集を読んだことをきっかけに2011年より本格的に作歌を始める[2][3]。雑誌『ダ・ヴィンチ』の穂村弘選の短歌投稿コーナー「短歌ください」に採用されたことで、新聞やラジオへ投稿するようになる[4]。2012年には現代歌人協会主催の第41回全国短歌大会にて大会賞を受賞。2013年、東直子と加藤治郎が監修する書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」から第一歌集『つむじ風、ここにあります』を出版。
2018年には舞城王太郎と岡野大嗣と共著の『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』を出版し、短歌の書籍では異例の発行部数1万部を記録した[5]。
2021年にナナロク社から『あなたのための短歌集』を出版。2017年から木下龍也が行っている依頼者への短歌の個人売買『あなたのための短歌一首』を書籍化したものであるため、木下龍也は印税は受け取らないとしている。その収益分はナナロク社が書店に配本した歌集を再買取りして、希望する学校や図書館などに寄贈している[6]。
2023年7月、令和5年度山口県芸術文化振興奨励賞を受賞[7]。
著作
歌集
教本
共著
出演
テレビ
ラジオ
評価
脚注
外部リンク