『新鞍馬天狗』(しんくらまてんぐ)は、1965年9月18日に大映が配給した映画。大仏次郎の『鞍馬天狗』を安田公義監督で映画化したによる時代劇で、主演は市川雷蔵[1][2][3]。同じく市川雷蔵主演で製作された続編、『新・鞍馬天狗 五条坂の決闘』(黒田義之監督作品)[4][5]についても併せて述べる。
あらすじ
時は幕末の京都、浪人の倉由典膳は荒物屋の2階を間借りし、寺子屋の真似事を生業をしながら気楽に生きているが、その正体は新選組に襲われる志士の窮地を助けに現れると、煙のように行方をくらます「鞍馬天狗」である。長州藩士を助けた彼は、新選組隊士をやむなく斬り捨てるが、その男は倉由典膳が足しげく通う小料理屋の店主おとよの弟であった。おとよは、弟の仇を討つべく鞍馬天狗を銃撃する。そして、思いを寄せていた倉由典膳こそが鞍馬天狗であることを知る。ある日、鞍馬天狗は密使を装い、幕府の諜報機関が幕府に反目する侍たちの動きを取り締まるために製作した「人別帖」を入手するが、そのことで正体を知られてしまう。
配役
スタッフ
- 監督 : 安田公義
- 企画 : 仲野和正
- 撮影 : 森田富士郎
- 美術 : 加藤茂
- 音楽 : 斎藤一郎
- 原作 : 大仏次郎
- 編集 : 宮田味津三
- 脚本 : 相良準三、浅井昭三郎
併映作品
新・鞍馬天狗 五条坂の決闘
あらすじ
スタッフ
配役
併映作品
脚注
外部リンク
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