懐化市(かいか-し)は中華人民共和国湖南省に位置する地級市。
地理
湖南省の西部に位置し、張家界市、常徳市、益陽市、婁底市、邵陽市、湘西トゥチャ族ミャオ族自治州、貴州省、広西チワン族自治区に接する。長江の支流で、洞庭湖へ注ぐ沅江が流れている。
歴史
1997年に地級市として懐化市が成立した。
行政区画
1市轄区・1県級市・5県・5自治県・1管理区を管轄下に置く。
年表
この節の出典[1]
湘西行政区会同専区
湘西行政区沅陵専区
芷江専区
黔陽地区
- 1953年2月25日 - 貴州省鎮遠専区天柱県・錦屏県の各一部が靖県に編入。(1市12県)
- 1953年3月7日 - 広西省桂西チワン族自治区宜山専区三江県の一部が通道県に編入。(1市12県)
- 1953年6月5日 - 洪江市が黔陽県に編入。(12県)
- 1953年6月 - 広西省桂西チワン族自治区宜山専区三江トン族自治区の一部が通道県に編入。(12県)
- 1953年9月2日 - 黔陽県の一部が分立し、洪江市が発足。(1市12県)
- 1954年5月 - 通道県が自治県に移行し、通道トン族自治県となる。(1市11県1自治県)
- 1955年5月27日 - 貴州省鎮遠専区錦屏県の一部が靖県に編入。(1市11県1自治県)
- 1956年6月14日 - 晃県および芷江県の一部が合併し、新晃トン族自治県が発足。(1市10県2自治県)
- 1958年6月20日 - 綏寧県が邵陽専区に編入。(1市9県2自治県)
- 1959年3月22日 - 靖県が通道トン族自治県に編入。(1市8県2自治県)
- 1959年3月31日 - 洪江市が黔陽県に編入。(8県2自治県)
- 1961年7月9日 (2市9県2自治県)
- 黔陽県の一部が分立し、安江市・洪江市が発足。
- 通道トン族自治県の一部が分立し、靖県が発足。
- 1962年10月20日 - 安江市が黔陽県に編入。(1市9県2自治県)
- 1963年5月20日 - 洪江市が黔陽県に編入。(9県2自治県)
- 1970年 - 黔陽専区が黔陽地区に改称。(9県2自治県)
- 1979年4月4日 - 懐化県の一部が分立し、懐化市が発足。(1市9県2自治県)
- 1979年9月1日 - 黔陽県の一部が分立し、洪江市が発足。(2市9県2自治県)
- 1981年6月30日 - 黔陽地区が懐化地区に改称。
懐化地区
- 1982年12月24日 - 懐化県が懐化市に編入。(2市8県2自治県)
- 1986年9月22日 - 芷江県が自治県に移行し、芷江トン族自治県となる。(2市7県3自治県)
- 1987年2月19日 - 靖県が自治県に移行し、靖州ミャオ族トン族自治県となる。(2市6県4自治県)
- 1988年10月31日 - 麻陽県が自治県に移行し、麻陽ミャオ族自治県となる。(2市5県5自治県)
- 1997年11月29日 - 懐化地区が地級市の懐化市に昇格。
懐化市
- 1997年11月29日 - 懐化地区が地級市の懐化市に昇格。(1区1市5県5自治県)
- 2009年8月5日 - 鶴城区の一部が中方県に編入。(1区1市5県5自治県)
交通
空港
鉄道
脚注
外部リンク
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