愛宕神社(あたごじんじゃ)は、埼玉県鴻巣市の神社。
歴史
1105年(長治2年)に創建された。武蔵少掾藤井元国は勝軍地蔵(愛宕権現)に対する信仰が篤く、勝軍地蔵の霊場を訪ね歩いていた。当地に至り、庵があったので、そこに一泊することになった。その庵の主は実は勝軍地蔵であり、元国のために姿を現したのであった。元国はこの地に勝軍地蔵を祀る神社を創建することになった[1]。
1333年(正慶2年)、新田義貞は鎌倉幕府に反旗を翻した(元弘の乱)。義貞の家臣の世良田利長は剣を奉納して戦勝を祈願した[1]。
江戸時代は、近くの妙楽寺が別当寺であった[1]。
交通アクセス
脚注
- ^ a b c 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、328-329p
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年