岡 秀年(おか ひでとし、1983年12月11日 - )は、日本のシンガーソングライター、ギタリスト。三重県四日市市出身。血液型B型。身長181cm。
シンガーソングライターとして、ライブハウスや各種イベントをはじめとした各所で音楽活動を展開[1][2][3][4][5][6][7]。
背中にノボリを背負って[8]、髪型をリーゼントに整えるなど、一見したら芸人にも間違えられるような特徴的な印象を携え、自身を目にする人に対してインパクトを与えようというスタイルで、全国各地で規模の大小を問わずライブ活動を実施している[9][10][11]。
「人生を唄う」をモットーに、ストレートな歌詞で岡曰く「人生の応援歌」を、ギターもしくはピアノでの弾き語りスタイルで歌う[12][13]。
また、ラジオパーソナリティや俳優としても活動を行っている[14]。その他にもイベントでの司会や、日本発のストリートダンスの世界大会「ワールド・ダンス・コロシアム(WDC)」に通訳スタッフとして参加したりもしている。
元ANZEN漫才のみやぞん、あらぽん、両名共に岡の楽曲を愛聴している事がインタビューでも語られている[15]。
三重県立四日市高等学校在学中の頃、長渕剛の唄声に心を突き動かされて、自身も誰かにメッセージを届けるシンガーとして唄の道を志す事をこの時決意。そこから、ひたすら詩を書き続ける日々を送る。
中学生の時には生徒会の活動も行うなど、それまで優等生であった自分に対して、疑問や息詰まりを同時に感じた事から、自転車での一人旅や沖縄県への一人旅を行ったり、アメリカ合衆国のミシガン州、ケンタッキー州へ単身渡米を敢行。また、約2ヶ月間に及びヒッチハイクでの日本一周の旅を行ったりするなど、以降の岡のミュージシャン人生にとって、重要な部分を形成する事となる。
高校卒業後はアメリカへの留学に向けて、大阪府で1年間の留学準備教育を受けている。その間、梅田や難波にて、マイク一本での路上パフォーマンスを開始。そして、留学準備教育の終了後、19歳で単身渡米している。
アメリカではテキサス州ウェーコ にあるマクレナン・コミュニティ・カレッジ にて、Commercial Musicを専攻。その間、現地でオープンマイクに弾き語りで参加したり、地元のバンドと共にミュージックバーなどのステージで演奏する等、現地のリスナーを相手にパフォーマンスを経験。
2005年5月には、同コミュニティカレッジを卒業。翌年以降、ニューヨークに移住。アルバイトで生計を立てる日々を送りながら、地下鉄の構内などで唄い続ける生活を繰り返していた。
そんな中、アシュリー・シンプソンやウィリアム・ハンなどの音楽制作に関わってきた作曲家、クリストファー・ヤングより、唄にかける熱意を認められたのを機に、自身初のオリジナル楽曲をレコーディングする事となる。
その後、初めての音源となる3曲入りCD「真実」を、クリストファー・ヤングのプロデュースにてリリース。このレコーディングののち、就労トレーニングの為に保持していたビザが切れた事により、日本への一時帰国を決心。
2006年9月、日本に帰国してからは作曲と並行して、ライブハウスや路上でのパフォーマンスなどの音楽活動を行っており、翌2007年には東京へ活動の拠点を移している。
2014年2月28日、初のワンマンライブを大久保DolceVitaにて開催。同日、自主制作盤となるCD「胸を張れ」を1000枚限定でリリース。同年8月29日、大久保DolceVitaにて二度目のワンマンライブを開催。
2015年5月、埼玉・熊谷市のセレクトショップ、モルタルレコードの限定CD-Rシリーズ第1弾として限定CD-Rシングル「もっと出来る」をリリース[16]。また、同年6月にリリースのコンピレーション・アルバム「LINK」に楽曲参加している。8月には、電車内でギターをかき鳴らしながら熱唱したゲリラLIVEの模様[17]が、LINE BLOGの運営スタッフによって取り上げられ、運営スタッフ公式ブログに掲載[18][19]。
2016年1月、大久保DolceVitaにて、2DAYSワンマンライブを開催。両日ともオープニングアクトに湯野川広美が出演している[20]。同年3月、豊島区ミュージカル第3弾「蝶がくれた~すすきみみずく」にキャスト出演。同公演は劇団ムジカフォンテと大塚ものがたり未来プロジェクトによる舞台作品で、雑司が谷地域が日本ユネスコ協会連盟により「未来遺産」に認定された記念公演でもある。
同年4月、妙善寺にて開催の「OTERA de ROCK feat.友川カズキ 〜ギロッポンの夜に、人間のリアルをエグり出す!〜」に、友川カズキ、ザ・マスミサイル(アコースティック編成)と共に出演。同年12月22日、西荻窪Terraにて四度目のワンマンライブ開催。初のバンド編成でのワンマンライブとなった[21]。
2017年10月18日、初のフルアルバム「命の唄」をリリース[22][23]。
2018年11月、ポンポンペインシアターによる舞台公演「絶望と握手」の主題歌を担当。
2019年1月、関西テレビ「村上マヨネーズのツッコませて頂きます!」の番組内企画である「第1回ストリートミュージシャン恋歌GP(グランプリ)」に出演。同企画にて優勝を果たし、期間限定ではあるが岡の楽曲「無様なヒーロー」が同番組のエンディングテーマとして採用される事となった。
同年4月、幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2019」の出展ブース、「超葛飾ブース」にてパフォーマンス出演[24]。同年9月には、ピースボートの専属ミュージシャンとして、各国を巡るピースボート地球一周の船旅に帯同。同年12月まで乗船している[25]。
2020年12月、オッズダンサーのういちによるYouTubeチャンネルのロケ企画にて、瑛人のヒット曲「香水」の替え歌によるMV再現におけるギタリストとして、ギター演奏と同作品の映像に出演している。
2021年1月、氏家エイミーとHello福島プロジェクトのコラボ楽曲「@Hello 繋ぐ笑顔の輪」にコーラス参加。
同年7月より、漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」45周年にちなんだ、集英社監修によるYouTube番組「おいでよ亀有ぶらり街あるき こち亀編」の案内人役として出演[26]。
2022年4月、PR TIMESの実施による企画「April Dream」に参加[27]。10月28日、令和になって以降初となる有観客ワンマンライブを大久保DolceVitaにて開催[28][29]。12月3日、大久保DolceVitaにて開催された奏メイナのワンマンライブにオープニングアクト出演[30]。
2023年4月1日、3rdアルバム「Overseas」リリース[31][32]。
※廃盤
※コーラス参加