岡 烈(おか れつ、元治元年4月23日(1864年5月28日) - 大正6年(1917年)5月14日)は、日本の実業家。
経歴
長門国厚狭郡(現在の山口県)出身。
吉田松陰の松下村塾に学んだ後、上京して、明治法律学校(現明治大学)に学ぶ。卒業後、大蔵省税務官に任官。実業界に転向し、当時の大財閥であった鈴木商店に入り、支配人に就任(1906年)。更に、東京瓦斯(現東京ガス)の創立に携わり、設立と共に常務取締役に就任。1912年には帝国麦酒(現サッポロビール)を設立し、社長に就任。後に大正生命保険設立にも関与し、同社専務に就任。他にも、京王電鉄など数社の取締役、監査役を務めた。
1917年、死去。52歳没。
外部リンク
参考文献
- 『財界之人百人論』(1914 時事評論社)
- 『人物と其勢力』(1915 毎日通信社)