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山本 大貴(やまもと ひろき、1982年5月25日 - )は、日本の画家。白日会会員。スーパーリアリズムの画風であり、「写実新世代の旗手」と称されてきた[1]。
千葉県出身。武蔵野美術大学大学院修了後、ゲーム会社勤務を経て画家となる[1]。
経歴
人物・画風
- モチーフとの距離感を大切にしている。「私がここ数年で特に意識していることは、対象との距離感です。モデルさんに肉薄して、その体温までわかる距離で捉えるというのではなく、決して触れることができないような、壁を一枚挟んだ先から眺める距離、こちらの存在に気づかれないような場所からのぞき見るような捉え方、それが私の対象に向けた立ち位置です。 - 中略 - 決して自分がその理想の世界に居座るのではなく、彼女たちにそこにいて欲しいと願い、私は現実世界から遠く眺めるだけでよいのです」[4]
- サブカルチャーとの親和傾向を見せており、2012年の『Light Music!』は『けいおん!』をモチーフとしている。
- 近年の制作プロセスを端的に説明する際、「映画を撮るように」描いていると伝えており、自身が独自の記録・出力装置であって何百年も輝きを保持できる油絵というフィルムで鑑賞できるという。リアリズムという手法の性質上、自ずと映像的または写真的な表現技術への親和性を認識して絵づくりを行っている。
出品歴
個展
2011年
- 個展 “Dignity of Realism”(そごう神戸店)[6]
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
- 個展 ”Reminiscence”(そごう神戸店)[6]
2018年
2019年
2020年
2022年
グループ展
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
- 明日の白日会展(~2016年、髙島屋日本橋店)[6]
- ARTIST TODAY(~2014年、日動画廊本店)[6]
2014年
- 青山リアリズムコンプレックス(新生堂)[6]
- 神宮美術館特別展 静 -歌会始御題によせて-(~2015年、式年遷宮記念神宮美術館)[6]
2015年
- 東美ミュージアム展 TOBI WAVE(東京美術倶楽部)[6]
- リアリズムコンプレックス GRAND FINAL -THE NEXUS-(そごう横浜店)[6]
- 白日会デッサン展(永井画廊)[6]
2016年
2017年
- 髙島屋美術部創設110年記念展 - microcosmic spirits -(髙島屋日本橋店、他各店)[6]
- 25人の作家たち - 佐藤国際文化育英財団25周年記念奨学生選抜 -(佐藤美術館)[6]
- 近現代 日本絵画展〜明治から受け継がれてきたもの、未来へ受け継いでいくもの〜(松坂屋美術館)[6]
- ホキ美術館名品展(ふくやま美術館・佐賀県立美術館)
- LIONCEAUX RENAISSANCE(日本橋三越本店)[6]
- 三越美術部創部110年 HOPES 次世代百選展(日本橋三越本店)[6]
- アカデミー中山 in 蓼科10周年記念展(アートもりもと)[6]
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
- Mitsukoshi Selection アートの現在地 第二会期(日本橋三越本店)[33]
- 第99回白日会展(国立新美術館)[34]
著作
脚注
参考文献
外部リンク