尾張サイクリングロード(おわりサイクリングロード)とは、1979年(昭和54年)から2006年(平成18年)まで存在した自転車道である。
概要
愛知県海部郡大治町にある大治浄水場から愛知県一宮市にある朝日取水場までの名古屋市上下水道局の水道送水幹線上に整備されていた。
現在は跡地が「尾張水道みち」という名称に変更されており、廃止以降全く整備されていないが、自転車と歩行者の通行が可能となっている。
中日新聞社が提唱し、日本自転車振興会の競輪共益資金の補助を受け、社団法人愛知青少年協会が建設、尾張サイクリングロード運営管理委員会(愛知県名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所内)が管理していた。ほぼ直線に延びる全長15kmの自転車専用道路であったが、河川・鉄道線路・主要道路などでは路線が分断されており、迂回を余儀なくされていた。また、三宅川付近に1カ所だけ休憩所が設けられている。
沿革
通過自治体
交差していた主な道路・鉄道路線・河川
沿線の主な施設
- 大治浄水場
- 名鉄津島線 七宝駅
- 二ツ寺親水公園
- 昭和冷蔵配送センター
- 稲沢市陸上競技場
- 愛知県植木センター
- 片原一色農村公園
- 祖父江ぎんなんパーク
- 名鉄尾西線 山崎駅
- 一宮市立朝日西小学校
- 朝日取水場
- 中野の渡し(愛知県営西中野渡船場)
ギャラリー
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比較的整備された区間
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整備が行き届いていない区間
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市街地の典型的区間
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終点付近
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基点付近
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基点付近
関連項目