奈良間大己

奈良間 大己
北海道日本ハムファイターズ #58
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 静岡県菊川市
生年月日 (2000-05-08) 2000年5月8日(24歳)
身長
体重
172 cm
75 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手三塁手二塁手
プロ入り 2022年 ドラフト5位
初出場 2023年4月11日
年俸 1200万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

奈良間 大己(ならま たいき、2000年5月8日 - )は、静岡県菊川市出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。北海道日本ハムファイターズ所属。

経歴

プロ入り前

堀之内小学校1年生から「菊川スポーツ少年団」で野球を始める。遊撃手としてプレーした[2]菊川西中学校では「小笠浜岡リトルシニア」でプレー。

常葉大菊川高に進学し、1年秋に遊撃手のレギュラーとして定着[3]。2年秋にチームの主将に就任。その後、主将として挑んだ静岡県大会に出場。大会では全6試合に出場し、打率.818(22打数18安打)と驚異の結果を残す[4]。チームは大会を制し、第100回全国高等学校野球選手権記念大会への出場を果たす(2年ぶり6度目)。甲子園でもそのまま勢いに乗り、1本塁打を含む4本の長打を放った[3][5]。チームは甲子園16強入り[5]。甲子園での活躍から、「静岡のジーター」の異名をとった[6]

その後、U−18日本代表に選出。根尾昂小園海斗と共にアジア選手権で銅メダルを獲得した[3]。プロ入りの考えはあったものの、プロ志望届は提出しなかった[3]

立正大学へ進学し、1年秋から遊撃手のレギュラーの座を掴む[3]。2年秋からは1番のリードオフマンに定着[3]し、3年秋には打率.311[3]、4年春のリーグ戦では打率.349を記録した[7]。9月21日、全日本大学野球連盟にプロ志望届を提出[8]

日本ハム時代

2022年10月20日に行われたドラフト会議では、北海道日本ハムファイターズから5位指名を受け、契約金3500万円、推定年俸770万円で契約した[9]。背番号は58[10]

2023年1月22日 ファイターズ鎌ケ谷スタジアムにて

選手としての特徴

俊足巧打[11]遊撃手で、本塁打を打てるパンチ力がある。50メートル走のタイムは5秒8[12]。遊撃以外に二塁三塁もこなす内野ユーティリティープレイヤーとして[13]、安定した守備も見せる[14]

人物

  • 日本ハムの新入団会見時には「三点倒立が好き。」と話していた[15]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2023 日本ハム 65 196 181 20 44 12 2 2 66 15 2 2 3 1 8 1 3 50 4 .243 .285 .365 .650
2024 90 150 139 10 25 4 0 0 29 7 2 0 8 1 2 0 0 39 2 .180 .190 .209 .399
通算:1年 155 346 320 30 69 16 2 2 95 22 4 2 11 2 10 1 3 89 6 .216 .245 .297 .542
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績



二塁 三塁 遊撃




































2023 日本ハム 21 28 39 1 8 .985 5 2 2 0 0 1.000 44 65 95 5 21 .970
2024 29 44 51 1 16 .990 52 8 16 1 0 .960 25 28 43 1 9 .986
通算 50 72 90 2 24 .988 57 10 18 1 0 .966 69 93 138 6 30 .975
  • 2024年度シーズン終了時

記録

初記録

背番号

  • 58(2023年 - )

登場曲

代表歴

脚注

出典

  1. ^ 日本ハム - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2023年11月23日閲覧
  2. ^ 【22年ドラフト下位指名】日本ハム5位 奈良間大己 小柄な体に宿るスター級潜在能力」『スポニチ Sponichi Annex』2022年11月15日。2022年11月15日閲覧
  3. ^ a b c d e f g 静岡の星たち<中> 立正大、常葉大菊川高出身 奈良間 大己選手」『中日新聞しずおかWeb』中日新聞社、2022年10月17日。2022年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月14日閲覧
  4. ^ 【ドラフト注目選手】立正大・奈良間大己(ならまたいき)の特徴、成績、評価は?|2022年プロ野球ドラフト会議」『ベースボールチャンネル』2022年10月19日。2022年12月14日閲覧
  5. ^ a b 【速報】立正大学(常葉大菊川高校出身)の奈良間大己遊撃手 日本ハムがドラフト5位指名 高校3年の夏の静岡大会で打率8割1分8厘 大学1年からレギュラーで活躍」『LOOK 静岡朝日テレビ』株式会社静岡朝日テレビ、2022年10月20日。2022年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月14日閲覧
  6. ^ 立正大進学の「8割男」奈良間が進学を選んだ理由」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2019年2月4日。2022年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月14日閲覧
  7. ^ 【大学野球】立正大・奈良間大己、同世代の広島・小園海斗、ロッテ・藤原恭大に負けん!・・・ドラフト注目大学生紹介」『スポーツ報知』報知新聞社、2022年10月14日。2022年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月14日閲覧
  8. ^ 立正大の奈良間 プロ志望届提出 常葉大菊川高出」『あなたの静岡新聞』静岡新聞社、2022年9月22日。2022年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月14日閲覧
  9. ^ 日本ハムD2位・金村尚真、D5位・奈良間大己と合意」『サンスポ』産業経済新聞社、2022年11月10日。2022年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月14日閲覧
  10. ^ 日本ハムのドラフト1位・矢沢宏太は背番号12に決定 2位・金村は「24」」『スポニチ Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2022年11月26日。2022年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月14日閲覧
  11. ^ <日本ハムドラフト>5位 奈良間大己 俊足巧打で「勝負」」『北海道新聞』2022年10月21日。2022年10月21日閲覧
  12. ^ 【22年ドラフト下位指名】日本ハム5位 奈良間大己 小柄な体に宿るスター級潜在能力」『スポニチ Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2022年11月15日。2022年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月14日閲覧
  13. ^ プロ野球2023年ルーキーの現状 新人王候補は不在もキラリと光る原石多数」『スパイア』2023年9月7日。2023年9月7日閲覧
  14. ^ 日本ハムD5位・奈良間大己が坂本スカウトらから指名あいさつ U18で吉田輝星とチームメート」『サンケイスポーツ』2022年10月26日。2022年10月26日閲覧
  15. ^ 【日本ハム】ドラフト5位の立正大・奈良間大己に意外なルーティン「3点倒立がめっちゃ好き」」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2022年11月27日。2022年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月14日閲覧
  16. ^ a b 【日本ハム】奈良間大己、ほろ苦スタメンデビュー「緊張したっす」3打数無安打」『日刊スポーツ』2023年4月13日。2023年4月13日閲覧
  17. ^ 日本ハムのルーキー奈良間大己、プロ初安打が本塁打 ブルペンに放り込み場内どよめき」『Full-Count』2023年4月18日。2023年4月18日閲覧

関連項目

外部リンク