大竹 和彦(おおたけ かずひこ、1959年〈昭和34年〉4月16日[1][2] - )は、日本の実業家。日本年金機構理事長(第3代)。
協同住宅ローン株式会社取締役会長、株式会社農林中金総合研究所取締役会長、農林中央金庫代表理事専務などを歴任[1]。
来歴
岐阜県出身[3][4]。1982年(昭和57年)3月、東京大学法学部を卒業[1]。同年4月、農林中央金庫に入庫[1]。入庫後、リテール事業における公的年金の受取口座の指定獲得などに携わり[5]、青森支店長、推進統括部副部長、JAバンク統括部副部長、総合企画部副部長、総務部主任考査役、人事部長、大阪支店長などを歴任[1]。
2011年(平成23年)6月24日、農林中央金庫常務理事に就任[6]。2015年(平成27年)6月24日、同専務理事に就任[7]。同年6月、三菱UFJニコス取締役に就任[2]。2016年(平成28年)6月24日、農林中央金庫専務理事リテール事業本部長に就任[8]。2017年(平成29年)6月、同代表理事専務リテール事業本部長に就任[1]。2018年(平成30年)4月1日、同代表理事専務コーポレート本部長に就任[1][9]。役員として経営全般を統括し、リテールビジネスサービス業務、IT、リスク管理、リーガル、財務会計、監査、コーポレート業務などを担当[10]。専務時代にはパーパス経営の議論を進めた[3]。2021年(令和3年)3月31日、同代表理事専務を退任[11]。同年4月1日、株式会社農林中金総合研究所取締役会長に就任[12]。同日、協同住宅ローン取締役会長に就任[13]。
2024年(令和6年)1月1日、日本年金機構理事長に就任[1][10]。
年譜
- 1982年(昭和57年)
- 1997年(平成9年)3月 - 農林中央金庫金融部部長代理[2]
- 1998年(平成10年)7月 - 農林中央金庫資金為替部部長代理[2]
- 2000年(平成12年)1月 - 農林中央金庫人事部人事課長[2]
- 2002年(平成14年)7月 - 農林中央金庫青森支店長[1][2]
- 2003年(平成15年)2月 - 農林中央金庫推進統括部副部長[1][2]
- 2004年(平成16年)7月 - 農林中央金庫JAバンク統括部副部長[1][2]
- 2005年(平成17年)6月 - 農林中央金庫総合企画部副部長[1][2]
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)6月 - 農林中央金庫大阪支店長[1][2]
- 2011年(平成23年)6月 - 農林中央金庫常務理事[1][2]
- 2015年(平成27年)
- 6月 - 農林中央金庫専務理事[1][2]
- 6月 - 三菱UFJニコス株式会社取締役[2]
- 2016年(平成28年)6月 - 農林中央金庫専務理事リテール事業本部長[1]
- 2017年(平成29年)6月 - 農林中央金庫代表理事専務リテール事業本部長[1]
- 2018年(平成30年)4月 - 農林中央金庫代表理事専務コーポレート本部長[1]
- 2021年(令和3年)
- 4月 - 株式会社農林中金総合研究所取締役会長(非常勤)[1]
- 4月 - 協同住宅ローン株式会社取締役会長(非常勤)[1]
- 2024年(令和6年)1月 - 日本年金機構理事長[1][10]
脚注
出典