前川 恭子(まえかわ きょうこ、旧姓:田場[1]、1977年4月9日 - )は、日本中央競馬会(JRA)に所属している調教師。JRA史上初の女性調教師[2]。夫は角居勝彦厩舎でオークス馬トールポピーや友道康夫厩舎でダービー馬ドウデュースを担当した調教助手の前川和也。1児の母。
来歴
千葉県印旛郡富里町(現・富里市)出身[3]。実家近くには牧場が多く、馬に囲まれた環境で育ち、11歳から乗馬を始める。筑波大学(生物資源学類)に進学し、馬術部に所属する[3]。部費を稼ぐため、茨城県美浦村の乗馬苑でアルバイトをしていた際、トレセンで競走馬に携わる仕事があることを知る[3]。北海道浦河町のビクトリーホースランチで腕を磨き、2003年7月JRA競馬学校の厩務員課程を経て2003年10月から厩務員として﨑山博樹厩舎でトレセン生活をスタートさせた[3][4]。2004年2月から調教助手になる[4]。調教助手時代の2008年に担当したウエスタンダンサーが京阪杯を勝利している[5]。
2018年、﨑山の死去[6]に伴い厩舎解散後、田所秀孝厩舎に全管理馬39頭とともに転厩[4]。2019年3月より坂口智康厩舎に所属[4]。
2023年12月7日、5度目の挑戦で2024年度の新規調教師免許試験合格者として発表され、JRA史上初の女性調教師となる[7]。国内では地方・ばんえいを合わせると史上9人目(現役8人目)の女性調教師となる[7]。
2024年は技術調教師として栗東・矢作芳人厩舎で研修[8]。サウジカップデーに出走の3頭に帯同し、自身にとって初めてのサウジアラビアで研鑽を積む[9]。2025年3月5日付で厩舎を新規開業する予定で、JRA史上初めて女性が管理する厩舎となる[10][11]。
調教師成績
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日付 |
競馬場・開催 |
競走名 |
馬名 |
頭数 |
人気 |
着順
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初出走 |
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初勝利 |
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重賞初出走 |
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重賞初勝利 |
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GI初出走 |
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GI初勝利 |
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主な管理馬
主な厩舎所属者
出演
テレビ
脚注
出典
関連項目