『刑事』(けいじ、原題:Un maledetto imbroglio)は、1959年制作のイタリア映画。
ローマで起きたある殺人事件を捜査する警部の目を通して、ローマ市民の様々な人間模様を描き出していく。カルロ・エミーリオ・ガッダ原作の小説「メルラーナ街の混沌たる殺人事件」の映画化。ピエトロ・ジェルミ監督・主演。
主題歌の「死ぬほど愛して」(Sinnò me moro 歌:アリダ・ケッリ[2])は、イタリアを始め世界中で大ヒットし[3][4]、「アモーレ・ミオ」という題でも知られている。
あらすじ
ある日、ローマの一角で殺人事件が起きた。被害者はバンドゥッチ家夫人のリリアーナ。事件の捜査に当たるイングラヴァーロ警部は、彼女の夫や遠縁の医師ヴァルダレーナを有力な容疑者としてにらむが、何も決め手はない。
やがて、イングラヴァーロ警部がリリアーナの夫やヴァルダレーナ、バンドゥッチ家の女中アスンティナらと接するうちに、彼らの様々な人間模様が浮かび上がってくる。
キャスト
受賞
脚注
外部リンク