住吉 弘人(すみよし ひろと、1922年(大正11年)12月7日 - 2008年(平成20年)1月9日[1])は、日本の経営者。コスモ石油社長を務めた。三井物産元社員で田中代表取締役社長の住吉望は三男[2]。
来歴・人物
東京都出身。神戸銀行元会長や石原産業社長を歴任した住吉四郎の長男として生まれる。
旧制東京高等学校卒業。1944年(昭和19年)に東京帝国大学法学部政治学科を卒業し、同年に日本興業銀行に入行。1971年(昭和46年)1月に取締役、1973年(昭和48年)12月に常務取締役に就任。1974年(昭和49年)に大協石油に転じ、常務、専務を経て、1978年(昭和53年)8月に副社長に就任。
1986年(昭和61年)4月に大協石油と丸善石油の合併しコスモ石油設立に伴い、同社副社長に就任し、1987年(昭和62年)6月には社長に昇格。1993年(昭和68年)に会長を経て、1997年(昭和72年)6月に相談役に就任。
2008年(平成20年)1月9日に前立腺がんのために死去[4]。85歳没。
家族
- 住吉家
脚注
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第24版 上』人事興信所、1968年。
- 人事興信所編『人事興信録 第34版 上』人事興信所、1987年。
- 興信データ株式會社編『人事興信録 第42版 上』興信データ、2003年。