下原八幡神社(しもはらはちまんじんじゃ)は、岐阜県下呂市金山町中津原にある神社である。
祭神
歴史
仁徳天皇の時代に創建されたと伝わる。当時、飛騨の地には大和朝廷に従わない、2つの顔と4本の手を持つ両面宿儺という怪物がいた。これを討伐するため難波根子建振熊命が道中、当地に来て宿り大岩に仮の斎場を設け武神(八幡神)を祀ったのが起源とされる。[1]この岩は「根子岩」(ねこいわ)と呼ばれ、現存する。
年表
摂末社
祭事
宝物・文化財
- 市指定文化財[3]
- 狩野法眼作絵馬
- 狛犬
- 山車
- 太刀
- 薙刀
- 三木大和守奉納志津三郎作槍
- 神輿
- 懸仏
- 神鏡十面
- 花笠踊り(無形民俗文化財)
- 下原八幡神社社叢(天然記念物)
- 神代石
その他
当神社の境内では、JR高山本線の線路が参道を横断している。遮断機は無いため横断時は注意が必要である。
なお、同様に境内地に踏み切りがあり参道を鉄道が横切る寺社には他に、
などが挙げられる(括弧内は所在地と路線名)。
現地情報
所在地
交通アクセス
駐車場
脚注
- ^ 金山町誌編纂委員会 『金山町誌』 下呂市、1975年、979頁。
- ^ 熊崎善親、『飛騨国中神社編年史』飛騨郷土学会、1958年、40頁
- ^ “指定の文化財一覧” (PDF). 下呂市. 2013年4月21日閲覧。
関連項目