上田ローマン橋(うえだローマンきょう)は、長野県上田市、一級河川・信濃川水系神川に架かる、上信越自動車道の橋。東部湯の丸インターチェンジと上田菅平インターチェンジとの間に位置する。全長714.5メートル[注釈 2]、有効幅員9メートルの鉄筋コンクリート (RC) 20径間連続アーチ橋である。
概要
橋は千曲川(長野県内における信濃川の呼称)の支流・神川と、その河岸段丘をまたぐ形で設置されている。RC連続アーチ橋としては径間数(20個)、橋長とも国内最大級の橋梁である。中川設計事務所・綜合技術コンサルタント社が設計し、西松建設・東海興業共同企業体が建設した。その姿がポン・デュ・ガールの様な古代ローマの水道橋を連想させることから「ローマン橋」の名称が付けられた。橋は1996年(平成8年)に完成。同年、小諸インターチェンジと更埴ジャンクション間が開通し、現在供用中である。
隣
- 上信越自動車道
- (9)東部湯の丸IC/東部湯の丸SA - 上田ローマン橋 - (10)上田菅平IC
脚注
注釈
- ^ 位置は「地理院地図」(2020年6月9日閲覧)にて得た橋中央の座標である(参考値)。
- ^ 道路上の標識では720m。
関連項目
外部リンク
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