三重県道147号松阪嬉野線

一般県道
三重県道147号標識
三重県道147号松阪嬉野線
三重高通り・松阪学園前通り
(一部区間の通称)
路線延長 11.729km
陸上区間 11.729km
海上区間 0m
制定年 1995年平成7年)
開通年 1995年(平成7年)
起点 松阪市
終点 松阪市嬉野地区
接続する
主な道路
記法
国道166号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

三重県道147号松阪嬉野線(みえけんどう147ごう まつさかうれしのせん)は三重県松阪市内を通る一般県道である。

三重高通り(みえこうどおり)または松阪学園前通り(まつさかがくえんまえどおり)という名称で呼ばれる区間がある。

概要

路線データ

路線状況

三重高通り

三重高通りまたは松阪学園前通りは、三重県道147号松阪嬉野線のうち、三重県松阪市下村町の下村町2交差点から同市久保町の久保町北交差点までの区間の通称である。

松阪市の幹線道路の1つである。

名称の由来

「三重高」とは、沿線にある三重高等学校の略称である。また「学園」とは、前述の三重高等学校を含めた学校法人学校法人梅村学園が運営する学校群(三重中京大学[3]同短期大学部[4]、三重中学校、梅村幼稚園)のことである。

周辺の環境

この道路の近隣の地域名称として「松阪学園前」が使用されている。

沿線にはコンビニエンスストア生徒学生向けの商店アパート等が立地し学生街を形成する。通り名を店名とするチェーン店もある[5]

パークタウン学園前団地などの住宅地が造成されるなど開発も盛んに行われている。

今後の課題

2009年(平成21年)4月23日、三重中京大学と同短期大学部の次年度以降の学生募集の方針が松阪市に告げられた[6]。この発表は、在学生や教職員にとどまらず、「三重高通り」で商店を営む住民を始め、相次ぐ三重県内からの大学等の撤退[7]と絡めて、広く三重県民に大きな衝撃を与えた[6][8]。特に、沿線では「数年前から学生数減少で店の閉店があったが、今後更に加速するのではないか」と危惧する声が上がっている[8]

重複区間

橋梁

中部大橋

松阪市田村町と松阪市岡本町を結ぶ、阪内川に架かる橋梁。橋梁周辺にはが植えられている[9]。また水質調査地点になっており、溶存酸素量(DO)・水素イオン指数(pH)・生物化学的酸素要求量(BDO)・浮遊物質(懸濁物質、SS)大腸菌群数などの測定を行う[10]

利用状況

平日12時間交通量[11]

  • 松阪市久保町(三重高通り) 13,570台
  • 松阪市深長町(ふこさちょう) 5,462台

地理

通過する自治体

接続する道路

沿線

三重高通り沿線

その他の区間

別名

  • 三重高校通り(松阪市)
  • 松阪学園前通り(松阪市)

参考資料

脚注

  1. ^ a b c 平成7年4月1日三重県告示第208号
  2. ^ 平成7年4月1日三重県告示第204号
  3. ^ 1982年(昭和57年)に松阪大学として開学。
  4. ^ 1964年(昭和39年)に松阪女子短期大学として開学。名称変更まで「松短」の略称で親しまれた。
  5. ^ かまどや三重高前通り店」、「モスバーガー松阪学園通り店」など
  6. ^ a b 中日新聞朝刊記事「三重中京大・短大廃止へ キャンパス、地域に動揺」、2009年4月24日付け
  7. ^ 皇學館大学の名張キャンパス(名張市)からの撤退(2009年1月16日発表【出典:中日新聞朝刊記事「皇学館大名張学舎撤退 市民ら『残念だ』 市の経営改善案も実らず」】)に続く2校目であった。同年6月18日には近大工専熊野市からの撤退も発表された。【出典:熊野市議会全員協議会 近大工専撤退問題 新たな支援策検討紀南新聞、2009年10月10日閲覧】)
  8. ^ a b 三重中京大学、および短期大学部が募集停止早稲田塾、2009年10月10日閲覧。)
  9. ^ ピックアップ特集 :みんなでつくる松阪・津・伊勢・鈴鹿の情報サイト(2009年10月10日閲覧)
  10. ^ 松阪農林商工環境事務所/環境データ
  11. ^ 平成17年度道路交通センサス

関連項目

外部リンク