ユマ・サーマン(Uma Thurman, 本名: Uma Karuna Thurman, 1970年4月29日 - )は、アメリカ合衆国の女優。マサチューセッツ州ボストン出身。身長181cm。
15歳でモデル・エージェントと契約し[3]。16歳の時にニューヨークに移り、ファッションモデルとしてキャリアをスタートさせる。
1987年に映画『ミッドナイト・ガール』で女優デビュー。『バロン』のヴィーナス役や『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』で注目を集め、1994年公開の『パルプ・フィクション』でアカデミー助演女優賞にノミネートされる。2002年にはHBO制作のテレビドラマ『ユマ・サーマンの運命の人を探して』で主演を務め、ゴールデングローブ賞ミニシリーズ・テレビ映画部門で主演女優賞を受賞した。
代表作に『パルプ・フィクション』、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』、『キル・ビル』シリーズなどがある。『キル・ビル』シリーズ撮影直前には妊娠が発覚し、撮影が1年延期された。また『風の谷のナウシカ』の英語吹き替え版ではクシャナの声優を務めた。
俳優以外の活動では、2000年から2004年までランコム(2008年、契約期間終了後の広告等をめぐり訴訟に発展)[4]、2005年は1年間ルイ・ヴィトンの広告塔を務めたほか、現在はタグ・ホイヤーのグローバルアンバサダーも務めている。
父はコロンビア大学チベット仏教学教授ロバート・サーマン[5]。母は元モデル。母方の祖父はドイツ人、祖母はスウェーデン人。兄弟が3人いる。
1990年にゲイリー・オールドマンと結婚したが2年後に離婚[6]。その後『ガタカ』で共演した俳優のイーサン・ホークと結婚し2子(マヤ・ホーク)をもうけ、2001年にホークが監督した映画『チェルシーホテル』では主演を務める。『テープ』では夫婦で競演していたが、ホークの浮気が2003年に発覚してから夫婦の関係が冷め、2004年に離婚。2008年6月にスイス人の億万長者アーパッド・ブッソンと婚約[7]。2009年4月に結婚が噂されながらも実現せず、12月破局が明らかになった[8]。しかしその後よりを戻し、2012年7月にブッソンとの間に女児が生まれた[9][10]。
シーシェパードの支持者でもある。食生活は、厳格なマクロビオティックを実践している。
2011年からはジーナ・デイビス、ジョシュ・ハートネット、ならびにモデルのシャネル・イマンとともにアメリカ合衆国国際開発庁のいわゆる『アフリカの角』向け慈善事業の広告塔に抜擢され、事業開幕となった11月にホワイトハウスで演説した[11]。 2017年には『ザ・パリジャン・ウーマン(英語版)』でブロードウェイ・デビューを果たした。
「Uma」という名前はチベット仏教の概念である大中観のチベット語「dbu ma chen po」(ウマ・チェンポ、最初の「db」は黙字)から来ている。アメリカ英語での発音は「/umə/」(「ウーマ」が近い)であり[12]、日本以外ではそのように呼ばれている[13]。
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