マンダリン・オリエンタルホテルグループ (英語:Mandarin Oriental Hotel Group 略:MOHG 中国語:文華東方酒店) は、ジャーディン・マセソン・グループの傘下で、中国香港に拠点を置いている高級ホテル運営会社である。
概要
1963年に、香港に拠点を置くイギリス系の大手総合商社・ジャーディン・マセソン(Jardine Matheson)のヘンリー・ケズウィック会長の指導のもと、当時イギリスの植民地であった香港のセントラルにオープンした『マンダリン香港(現在のマンダリン・オリエンタル香港)』が始まり。
その後社名をマンダリン・インターナショナル・ホテルズと改名し、1974年には、タイのバンコクにある有名ホテル、『ザ・オリエンタル・バンコク』(現・マンダリン・オリエンタル・バンコク)を買収する。1985年に現在のマンダリン・オリエンタルホテルグループの社名に改名した。
現在、13カ国に21(約8,000室)のホテルを展開し、シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツや香港&上海ホテルズ(ペニンシュラ)と並び、アジアを代表する高級ホテルチェーンとして欧米でもその名が知られている。2005年12月2日には日本初進出となるマンダリン・オリエンタル東京が日本橋にオープン。
2009年2月9日晩、中国中央電視台 が建設中の新本部ビル工事現場にて、花火の失火によりノース・タワーが全焼。同タワー高層部ではマンダリン・オリエンタル北京(北京文華東方酒店。241室、6レストラン、13ホール)が開業直前で、火災によりホテルグループは約10億元(約150億円)相当の損害を蒙った。
日本における展開
営業中のホテル
かつて営業していたホテル
新規開業予定
- マンダリン・オリエンタル(高松) - 2025年9月頃にオープン予定
- 四国電力が、サンポート地区の高松港旅客ターミナルビル北側にある県の未利用地「サンポート高松B2街区」に建設予定。四国電力が県有地を買い取り、建物を整備、マンダリン・オリエンタルホテルグループにホテル運営を委託予定。マンダリン・オリエンタルホテルグループの日本国内でのホテルは、東京・日本橋に次いで2カ所目となる[1][2][3]。
チェーンホテル
- アジア
- アメリカ
- ヨーロッパ、中東、アフリカ
- マンダリン・オリエンタル・バルセロナ(スペイン)
- マンダリン・オリエンタル・ジュネーヴ(スイス)
- マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドン(イギリス)
- マンダリン・オリエンタル・プラハ(チェコ)
- マンダリン・オリエンタル・ミュンヘン(ドイツ)
- マンダリン・オリエンタル・パリ(フランス)
- マンダリン・オリエンタル・ボドルム(トルコ)
- マンダリン・オリエンタル・イスタンブール(トルコ)
- マンダリン・オリエンタル・マラケシュ(モロッコ)
- マンダリン・オリエンタル・アブダビ(UAE・アブダビ首長国)
- マンダリン・オリエンタル・ドバイ(UAE・ドバイ)
- マンダリン・オリエンタル・ドーハ(カタール)
- マンダリン・オリエンタル・リヤド(サウジアラビア)
出典
関連項目
外部リンク
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現在のグループ企業 | |
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かつてのグループ企業 |
- ジャーディン・マセソン商会 (1832)
- 広東保険事務所 (1836)
- 香港火災保険 (1868)
- Shanghai & Hong Kew Wharf Co. (1875)
- 中国精糖工場商会(1878)
- インド=中国・スチーム・ナビゲーション株式会社(英語版) (1881)
- 香港=九龍埠頭倉庫株式会社(英語版) (1886)
- EWO綿糸紡績=倉庫商会 (1895)
- ロンバード保険商会 (1895)
- スターフェリー (1898)
- ブリテン=中国コーポレーション (1898)
- 香港トラム (1904)
- ジャーディン・マセソン株式会社 (1906)
- Ewoプレス機会社 (1907)
- Ewo冷凍保存会社 (1920)
- Ewo紡績工場株式会社 (1921)
- EWO醸造所株式会社(英語版) (1935)
- ジャーディン・マセソン株式会社 (1936)
- ジャーディン航空メンテナンス会社(JAMCo) (1946–1950)
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