マイケル・トーマス・ロート(Michael Thomas Roth, 1990年2月15日 - )は、アメリカ合衆国・サウスカロライナ州グリア出身の元プロ野球選手(投手)。左投左打。
メディアによっては「マイケル・ロス」とも表記される。
経歴
プロ入り前
2011年のMLBドラフト31巡目(全体938位)でクリーブランド・インディアンスから指名されたが拒否[1]。
プロ入りとエンゼルス時代
2012年のMLBドラフト9巡目(全体297位)でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから指名され、プロ入り[2]。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級オレム・オウルズ(英語版)でプロデビューし、11試合(先発9試合)に登板して0勝2敗・防御率4.91・21奪三振の成績を残した[3]。同年9月16日に第3回WBC予選のイギリス代表に選出された事が発表された[4]。
2013年はAA級アーカンソー・トラベラーズで開幕を迎え、4月13日にエンゼルスとメジャー契約を結び、同日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。3点ビハインドの8回表から登板し、2回を無安打無失点4奪三振に抑え、9回裏にエンゼルスがサヨナラ勝ちしたため、メジャー初勝利を挙げた[5]。4月30日にAA級アーカンソーへ降格した。5月10日に再昇格したが、5月16日にAAA級ソルトレイク・ビーズへ降格した[6]。6月27日に再びメジャーへ昇格の後、7月23日に再び降格した[6]。この年は15試合に登板し、1勝1敗・防御率7.20だった[3]。
2014年はAA級アーカンソーで開幕を迎えた[6]。4月27日にDFAとなり[7]、5月1日に40人枠を外れる形でAA級アーカンソーへ降格した[8]。7月5日にエンゼルスとメジャー契約を結んだ[9]。この年は7試合に登板し、1勝0敗・防御率8.76だった。オフの11月20日にDFAとなり[10]、26日にFAとなった[6]。
インディアンス傘下時代
2015年1月6日にインディアンスとマイナー契約を結んだ[11]。この年は傘下のAAA級コロンバス・クリッパーズでプレーし、31試合に登板して9勝9敗・防御率4.85の成績を残した。オフの10月5日にFAとなった[6]。
レンジャーズ時代
2016年2月21日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ[6]。開幕は傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスで迎え、7月3日にメジャー契約を結んで25人枠入りした[6]。9月11日にDFAとなり、17日に40人枠外となった[6]。10月3日にFAとなった[6]。
ジャイアンツ傘下時代
2016年11月14日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ[6]。2017年シーズン開幕はAAA級サクラメント・リバーキャッツで迎え、が7月2日に自由契約となった[6]。
レイズ傘下時代
2017年7月9日、タンパベイ・レイズとマイナー契約を結び、AAA級ダーラム・ブルズに配属された[6]。オフの11月6日にFAとなった[6]。
カブス傘下時代
2018年1月26日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[6]。開幕後はAAA級アイオワ・カブスに配属された。
レンジャーズ傘下時代
2018年5月25日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ[6]。傘下AAA級ラウンドロック・エクスプレスに配属され、14試合に登板して5勝5敗、防御率4.90の成績を残したが、メジャー昇格の機会はなかった。8月14日に自由契約となった[6]。この年のオフにドミニカのウィンターリーグに参加したのを最後に現役を引退した。
現役引退後
2019年ヨーロッパ野球選手権大会にイギリス代表として出場した。
詳細情報
年度別投手成績
背番号
- 51(2013年)
- 41(2014年)
- 53(2016年)
代表歴
脚注
関連項目
外部リンク